最先端のナノテク関連施設設備を用いた人材育成スクールの開催について

文部科学省ナノテクノロジー総合支援プロジェクト

2004.08.31


独立行政法人物質・材料研究機構

文部科学省ナノテクノロジー総合支援プロジェクトでは、この度、学生や研究者のナノテクノロジー関連技術向上を目的として、それらの施設・設備を用いた人材育成スクールを昨年に引き続き開催することとなりました。

概要

文部科学省ナノテクノロジー総合支援プロジェクトでは、我が国におけるナノテクノロジーの研究開発を戦略的に推進することを目指し、ナノテクノロジーに関連する最先端の施設・設備を有する機関が外部の研究者へ利用機会を提供するなどの様々な試みを行っています。このたび、この一環として、学生や研究者のナノテクノロジー関連技術向上を目的として、それらの施設・設備を用いた人材育成スクールを昨年に引き続き開催することとなりました。

極微細加工・造形技術に関する人材育成を目的として、平成16年10月から平成17年2月にかけて、集束イオンビーム加工観察装置、電子ビーム描画装置、走査型プローブ顕微鏡、走査型電子顕微鏡、薄膜作製、フォトリソグラフィについて、計6回のスクールを順次開催致します。この6回のシリーズでは、それぞれ2日間程度、各回4名の大学院生や産学官の研究者を対象に、単に装置原理の学習だけでなく、極微細加工・造形 (ナノ・マイクロファブリケーション) の基礎から最先端の技術までを、装置の操作、材料の加工およびその観察等を実際に経験することによって習得する場を提供します。

シリーズ最初のスクールとして、集束イオンビーム加工観察装置に関するスクールを別紙の要領で開催いたします。参加者数は、全員が装置を操作でき、1泊2日の集中した実習を受けられるように4名とし、公募を行います。

実習内容、応募者の選考等、スクールの概要については別紙詳細内容の通りです。また、シリーズ2回目以降のスクール募集スケジュール等の詳細は、ナノテクノロジー総合支援プロジェクトのホームページをご覧下さい。

なお、本事業は科学技術振興費「ナノテクノロジー総合支援プロジェクト」の一環にて行われるものです。

「スクールを実施する産総研ナノプロセシング施設」の画像

スクールを実施する産総研ナノプロセシング施設



お問い合わせ先

事業内容に関すること

ナノプロセシング・パートナーシップ・プログラム (NPPP) 相談窓口
TEL : 029-861-3210
FAX : 029-861-3211
E-Mail: nppp_info=m.aist.go.jp
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報道担当

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