「工業標準化事業表彰産業技術環境局長表彰」をNIMS研究者が受賞

2018.10.04


平成30年10月2日、平成30年度工業標準化事業表彰の表彰式が行われ、菊池正紀グループ長 (NIMS 機能性材料研究拠点 バイオセラミックスグループ) が平成30年度工業標準化事業表彰産業技術環境局長表彰を受賞されました。

国際標準化機構 (ISO)や国際電気標準会議 (IEC) における国際標準策定や、国内規格 (JIS)策定といった、標準化活動に優れた功績を有する個人、組織に対して経済産業省がその功績をたたえて表彰を行っているものです。

【受賞理由】
ISO/TC 150 (外科用インプラント) /SC 7 (再生医療製品) のエキスパート、プロジェクトリーダーとして国際標準化に貢献。特に2018年に発行されたISO19090 (生体活性セラミックス多孔体への細胞侵入性の試験法) は、多くの研究者が否定する中、予備実験や国内及び国際ラウンドロビン試験を通じてその試験方法を確立し、今後の再生医療技術の進展が期待される規格。他に同SC 1(材料)/WG 3(セラミックス)のコンビーナなどでも、国際標準化に貢献。

経済産業省平成30年10月1日プレスリリース
http://www.meti.go.jp/press/2018/10/20181001002/20181001002.html

関連ニュース「世界初の再生医療機器に関する国際規格が発行」
http://www.nims.go.jp/news/archive/2018/04/201804250.html
 

「平成30年度工業標準化事業表彰式」の画像

平成30年度工業標準化事業表彰式


「菊池正紀 グループ長 (機能性材料研究拠点 バイオセラミックスグループ)」の画像

菊池正紀 グループ長
(機能性材料研究拠点 バイオセラミックスグループ)