第6回NIMS-UR1-CNRS-SGワークショップ開催報告

2016.11.11


2016 年10月27-28日に、”The 6th NIMS – UR1 – CNRS – Saint Gobain Workshop -Materials and Sustainable Development: Issues and Challenges of the 21st Century-” を、NIMS主催で福岡市で開催しました。

2016 年10月27-28日に、”The 6th NIMS – UR1 – CNRS – Saint Gobain Workshop -Materials and Sustainable Development: Issues and Challenges of the 21st Century-” を、NIMS主催で福岡市で開催しました。NIMSとレンヌ第一大学(UR1)は、2010年に研究協力協定を締結し、共同研究を続けてきました。2014年にNIMS-サンゴバン(SG)先端材料研究センターの契約を更新し、フランス国立科学研究センター (CNRS) 、NIMS、そしてSGと共同でUML LINKを立ち上げ、研究協力関係の強化と継続化を図っております。今年は、日本-フランスInnovation Year であり、日仏の科学技術振興、交流促進に最適の機会となりました。ワークショップは公開で、45 名の参加がありました。

NIMSから青木外部連携部門長、 UR1からProf. M. Guilloux-Viryの挨拶のあと、フランス大使館 Dr. S. Codinaから祝辞を頂いて開会し、ナノ材料、固体科学、計算化学、分子化学、エレクロニクス、光物性、熱物性、耐火物、ガラス、セラミックスについて、日本から17件、フランスから21件の発表がありました。そのうち 3件は招待講演で、九州大学島ノ江教授による半導体ガスセンサの研究、九州大学吾郷教授によるグラフェンのエレクトロニクス応用、リモージュ大Dr. P. Thomasによるガラスセラミックスの光学応用のご研究の講演がありました。2日間にわたり、活発な討論が行われ、日仏の研究交流が行われました。今回の第6回ワークショップの成功を受けて、UR 1 から2018年春にフランスでの第7回ワークショップ開催の提案がありました。
 
最後に、NIMS、UR1、JSPS、CNRS、Saint-Gobain社、九州大学、在日フランス大使館のサポートに深く感謝いたします。
 

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