第1回 NIMS-Technionワークショップ開催報告

2016.02.16
(2016.03.03 更新)


平成28年2月16日と17日の2日間、NIMS並木地区において、"The 1st NIMS-Technion Workshop on Innovative Materials for Energy and Electronics"が開催されました。

Technion-イスラエル工科大学はイスラエル国建国以前の1912年に設立され、世界最高峰の工科大学の一つと称されている名門校です。特に「基礎研究からイノベーションへの展開」に非常に優れるとの評価を獲得しており、同校はこれまで3名のノーベル賞受賞者を輩出しています。
 
本ワークショップには、Technionの材料工学科から Wayne Kaplan副学長 (研究担当) を含む5名の材料研究者が参加し、8名のNIMS研究者と相互に金属 - セラミック・インターフェース、ナノ材料の医学応用、計算材料科学、熱伝材料などの最新研究成果を発表し、活発な質疑応答が行われました。本ワークショップには、国内の民間企業からも参加者がありました。
 
また、16日夜に開催された懇親会では、駐日イスラエル全権特命大使 Ruth Kahanoff女史が出席され、橋本NIMS理事長らと親交を深めるとともに、NIMSとTechnion間で、科学研究における学術交流や連携が活発になるようにと期待を述べられました。
 
このワークショップによって、両機関での研究協力の進展が大いに期待されます。

「橋本理事長による冒頭の挨拶」の画像

橋本理事長による冒頭の挨拶



関連写真

ワークショップ参加者集合写真

個別ディスカッションセッション

駐日イスラエル全権特命大使も出席

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