28ヶ国・地域から1300の会社・団体が出展する世界最大級のナノテクイベントである本展示会には、同時開催された関連展示会を合わせて3日間で約48,000人が来場し、NIMSブースにも多くの来訪者がありました。
NIMSは実用化が視野に入る高強度・生体親和性の高い接着剤、湿気の水滴の大きさを測れるセンサー、天然材料を利用した防錆・防菌ナノコーティングはじめ14件のナノテクノロジー関連成果について展示と研究者によるミニ講演を実施し、観客と活発な意見交換を行いました。その中で、国際ナノアーキテクトニクス研究拠点 (MANA) 無機ナノ構造ユニットの森 孝雄研究員が発表した「希土類フリーで耐酸化性の高性能カゴ状熱電材料」が、同展示会における斬新かつ先駆的な技術・製品を表彰する「nano tech大賞」においてプロジェクト賞 (グリーン部門) を受賞しました。