この展示会は、“観る・知る・護る~つくば発100の英知の交流”をスローガンに、つくば地区における16件の「つくば発注目研究」のポスター発表の他、大学生、高校生からの発表も含む合計117件のポスター発表が行われました。特別講演として、幹事機関である国立環境研究所の住明正理事長より「気候変動と如何に折り合いをつけるか~IPCC第5次報告書を受けて~」と題した興味深い講演があり、さらに「地球温暖化問題をしなやかに解決する科学と技術」に関するミニシンポジウムが行われました。
今回NIMSからは「つくば発注目研究」2件、「一般研究」8件の研究発表 (インデクシングとポスター展示) を行ない、現在NIMSで進められている材料開発や評価技術に関するホットな研究を紹介しました。「一般研究」のポスターに対して、各種表彰の審査が行われ、その結果、環境再生材料ユニット 触媒機能材料グループの阿部英樹主幹研究員が発表した「豊富・安価・低毒性な水素生成光触媒物質を発見」が「総合得点賞」を受賞しました。