GIANTとNIMS連携研究センターを設立

2014.09.30
(2014.10.14 更新)


NIMSはフランス・グルノーブル市のクラスターGrenoble Innovation for Advanced New Technologies (GIANT) 8機関と包括協力協定を締結いたしました。

平成26年9月30日 (火) 、NIMS (潮田理事長) はGIANTを構成する8機関と包括協力協定 (MOU) を締結し、GIANT-NIMS連携研究センターを設けました。

本MOU締結により、NIMSとGIANTの8機関はGIANT - NIMS連携研究センターを双方に設置し、GIANT側にはNEEL研究所、MINATECキャンパス内にそれぞれ一部屋ずつオフィスを設けました。本センターの設置により、今後一層GIANTとの交流を深め、材料科学分野の発展、GIANTとNIMSとの間での一層の連携強化、さらにはフランスと日本の材料科学分野における交流の活発化が大いに期待されます。調印式にはGIANT側を代表してフランス原子力庁長官 Jean TERME氏、センターコーディネーター Alain SCHUHL氏が同席しました。本センターはNIMSが海外機関に設置する4箇所目の連携研究センターであり、欧州における初のセンターです。

*GIANTは約6,000人の研究者と約5,000人の学生を抱えるフランス・グルノーブル市にあるクラスターであり、フランス原子力庁 (CEA) 、欧州シンクロトロン放射光施設 (ESRF) 、国立科学研究センター (CNRS) 、ILL高中性子研究所、欧州分子生物研究所 (EMBL) といった国立研究機関や多国籍管轄になる研究施設、理工学専門のエリート校として知られるグルノーブル国立工科大学 (Grenoble INP) 他2校の計8つの機関で構成されている。グルノーブル市は国内第2の経済発展地域であり、2013年11月につくば市と姉妹都市契約を締結した。


「調印式: 潮田理事長 (中央左) とグルノーブル側代表 CEA長官 Jean THERME氏 (中央右) 、連携センターコーディネーター Alain SCHUHL氏  (左) 青木部門長  (右)」の画像

調印式: 潮田理事長 (中央左) とグルノーブル側代表 CEA長官 Jean THERME氏 (中央右) 、連携センターコーディネーター Alain SCHUHL氏  (左) 青木部門長  (右)



関連写真

MINATECオフィスにてオープニング(右)MINATE所長Jean-Charles Guibert

センターにてガラス製のセンター札の交換