NIMS研究員がつくばみらい市立伊奈中学校で授業

2013.09.25
(2013.10.08 更新)


平成25年9月25日 (水) 、つくばみらい市立伊奈中学校において、生体機能材料ユニット バイオセラミックスグループ菊池正紀グループリーダーが授業を行いました。

「生徒たちに人工骨のサンプルを見せる菊池グループリーダー」の画像

生徒たちに人工骨のサンプルを見せる菊池グループリーダー



授業はラヂオつくば放送の小中学生の科学技術に関する疑問に研究機関の研究員が答える番組「サイエンスQ」の一つとして開催され、人工骨を研究する菊池グループリーダーは「骨の話 - 骨を治すための材料の作り方 - 」と題する授業を行いました。人工骨とは、骨の代わりとなる人工素材による代替物のことで、菊池グループリーダーは有機と無機を組み合わせた、より骨に近い人工骨を目指しています。

生徒たちは、「コーラは骨を溶かすか?」などのユニークな問いに笑顔を見せたり、人工骨の研究の紹介に興味深そうに耳を傾け、メモを取っていました。また、初めて目にする人工骨に恐る恐る触れて、においをかいでいる生徒も見られました。