TIAナノグリーンワークショップを開催

2011.10.18
(2011.10.25 更新)


平成23年10月18日、NIMSとつくばイノベーションアリーナ (TIA-nano) の6つのコア研究領域の一つ、「TIAナノグリーン」は、東京・学術総合センターの一橋記念講堂において、TIAナノグリーンワークショップを開催しました。

「パネルディスカッションでの会場との討論」の画像

パネルディスカッションでの会場との討論



「TIAナノグリーンが提案する、新しい産業界との連携」と題した本ワークショップは、TIAナノグリーン (ナノテクノロジーを活用した環境技術研究) が2012年4月の開設を予定している、会員制によるグローバル・オープン・イノベーションの「場」について、運営方針、連携の仕組み、技術開発テーマ、参加方法などを内外の企業に説明し、意見や要望を集めることを目的として開催されたものです。

260余名の参加者を集めたワークショップは、主催者を代表しNIMSの潮田 資勝 理事長が挨拶し幕が開かれました。
続いて、来賓の文部科学省 戸渡 速志 大臣官房審議官、経済産業省 中西 宏典 大臣官房審議官による挨拶や、TIA-nanoの運営最高会議議長 岸 輝雄 東京大学名誉教授によるTIA-nanoの概略についての講演が行われ、NIMSからはTIAナノグリーンの運営方針、技術開発テーマ、オープン・イノベーションの「場」で活用される研究インフラについての発表が行われました。

ワークショップの後半は、ナノテクノロジービジネス推進協議会 (NBCI) の塚本 建次 副会長 (昭和電工株式会社 取締役 (CTO) ) による、オープン・イノベーションとTIAナノグリーンへの期待についての講演があり、その後パネルディスカションが行なわれ、参加者も交えた活発な討論がなされました。

なお、当日の講演資料は、つくばイノベーションアリーナのウェブサイト上で公開しておりますので、そちらをご覧ください。

関連写真

写真1: NIMS潮田理事長による開会挨拶

写真2: 技術開発テーマについての講演風景

写真3:産学独のパネリストによるパネルディスカッション

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