韓国エネルギー技術研究院(KIER)とMOUを調印

2007.12.14


平成19年12月14日、NIMSのナノセラミックスセンターは、韓国エネルギー技術研究院の未来源泉技術研究本部と共同研究に関する覚書 (MOU) を調印しました。

「写真左から、張 炳國 主任研究員、目 (さっか) 義雄 ナノセラミックスセンター長、Young-Soo Ahn 未来源泉技術研究本部長、Sang-Kuk Woo 融複合エネルギー材料研究センター責任研究員」の画像

写真左から、張 炳國 主任研究員、目 (さっか) 義雄 ナノセラミックスセンター長、Young-Soo Ahn 未来源泉技術研究本部長、Sang-Kuk Woo 融複合エネルギー材料研究センター責任研究員



韓国エネルギー技術研究院 (KIER : Korea Institute of Energy Research) は、韓国の中心部にある大田市の研究団地 (つくば研究団地と同様の地区) に所在し、新エネルギー関連システム、工程開発やこれらに関連する材料開発を中心に行う国立研究所です。
未来源泉技術研究本部の中には、融複合エネルギー材料研究センターを含め5ヶ所のセンターがあり、構造及び機能性セラミックス、複合材料、ナノ材料に関して研究を推進しています。

今回の調印により、より密接な国際共同研究や人的交流、共同ワークショップの開催などで協力を深める予定となっています。その一例として、高分子燃料電池用金属分離版のコーティング技術開発に関する研究や、今年3月中旬にナノセラミックスセンターの研究員達がKIERを訪問し、新規セラミックス開発に関する共同ワークショップを行う予定です。