中国科学院の2機関と包括的研究協力協定を締結

2004.05.26


このたびNIMSは、中国科学院の物理研究所、金属研究所と包括的な研究協力に関する協定を締結しました。

「写真左 : 北京にて、物理研究所Wang所長 (右) と写真右 : 瀋陽にて、金属研究所Lu所長 (右) と」の画像

写真左 : 北京にて、物理研究所Wang所長 (右) と写真右 : 瀋陽にて、金属研究所Lu所長 (右) と



岸理事長が中国を訪問し、平成16年5月26日に北京で物理研究所のWang所長と、同27日に瀋陽で金属研究所のLu所長と、それぞれ協定書に署名をしました。

中国科学院は 108の研究所から成る巨大な研究集団で、39,000名の研究者が研究に従事しています。その中でも物理研究所と金属研究所は、材料科学分野で目覚しい研究成果をあげておりその前途がおおいに嘱望されています。世界のトップクラスの研究機関と包括的提携を進めているNIMSにとって、両研究所はまさに相応しい提携機関です。

研究者レベルではすでに幅広い交流が行われていますが、今回、研究・人材交流をさらに推進するためにICYSフェローに中国科学院の枠を設け、教授・助教授クラスの若手研究者を派遣していただくことで合意しました。すでに両研究所から1名ずつの研究者がICYSに参加し研究に従事しています。