第226回特別CMSMセミナー   


超高感度磁気センサー技術の研究開発動向

岩崎仁志氏
(東芝 研究開発センター)

開催日時: 2016年11月11日(金)15:30 - 17:00
開催場所: 千現地区 8階中セミナー室(811-812室)

概要:

  生体磁気、車載、IoT応用など、磁気センサーの開発が活発になりつつある。生体応用では、心磁計、脳磁計の医療機器で実用化されてているSQUIDを置き換える、安価、小型、室温動作センサーが望まれている。現状難しいと言われているSQUIDと同レベル、pT級以下の超微弱磁界検出が可能な磁気抵抗効果効果型センサーが実現できると、人工知能とも関連するBMI応用(Brain Machine Interface)への展開も期待され、将来大きな発展が予想される。ここでは、pT級検出の技術課題について、最近の研究開発状況を踏まえて紹介する。