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@ 耐火物ルツボを使用しない、金属の溶解法!

・・・つめたいルツボで全容溶解!

 

 金属材料の溶解で注意しなければならない最大の問題は、ルツボ材質との反応および溶解雰囲気(ガス)間反応である。これらの条件如何では、溶解は不可能でありまた、不純物だらけの悪い材料となってしまう。

  当セクションでは、耐火物ルツボを使用した真空高周波誘導溶解炉を保有し、金属の溶製に適した対応を行っているが、ここでは耐火物ルツボを使用しない特殊な誘導溶解装置を紹介する。

 

* 超清浄浮揚溶解装置

<原理>

コールドクルーシブル型浮揚溶解法は、ワークコイルに高周波電流を流すことにより、水冷銅テキスト ボックス:  ルツボであるコールドクルーシブルと溶解金属に相反するうず電流が発生し、その反発力で浮上する。(磁気浮上)また高周波による誘導加熱により、冷却されない金属が加熱されて溶解する。

当セクション所有の装置は、原理図に示すように、2重の高周波電源を使用した独自の装置である。下コイルに浮揚力を重視した数kHzの電源と、上コイルに加熱力を重視した数十kHzの高周波電源を合わせることで大容量化を可能にした装置である。

(チタン換算:1.2kg,鉄換算:2.4kg

<特長>

u       急速溶解:耐火物を使用しないので、急速溶解が可能!

スポンジチタン1.2kgを約2minで全溶解

u       純金属溶解ルツボ材との反応がないので、高純度金属・高融点金属が可能!

99.8%ニオブ:融点2470℃実績有

u       精錬反応の促進電磁気力による溶湯の活発な撹拌力を利用!

u       自由度広がるフラックスルツボ材との反応が無いので、自由な成分、組成が選択!

u       介在物排出効果:電気伝導度の違いによる溶融中の介在物凝集作用!

u       均一組成の合金溶製:電磁気力による溶湯の活発な撹拌力!

u       各種雰囲気溶解:チャンバー内、不活性ガス雰囲気!

 

以上、簡単な紹介ですがこの装置には、新精錬プロセス開発や新合金材料創製への可能性を秘めた装置です。

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