![特定国立研究開発法人 物質・材料研究機構[Organic Nanomaterials Ceneter] 分離機能材料グループ](../common_img/head_logo.gif){kind=logo}
一ノ瀬 泉
グループリーダー（ユニット長兼任）
略歴
| 1988年3月 | 九州大学工学部 合成化学科卒業 |
| 1992年3月 | 同博士後期課程中退 |
| 1992年4月～2000年4月 | 九州大学助手 |
| 1997年9月～1998年8月 | マサチューセッツ工科大学（MIT)訪問研究員 （日米科学技術協力事業“光合成による太陽エネルギーの転換分野”） |
| 1999年11月～2000年3月 | 理化学研究所 非常勤研究員 |
| 2000年4月～2003年1月 | 理化学研究所 フロンティア研究員 |
| 2003年2月～2006年3月 | 物質・材料研究機構 物質研究所 アソシエートディレクター |
| 2006年4月～2011年3月 | 物質・材料研究機構 ナノ有機センター センター長 |
| 2006年4月～2011年3月 | 中期計画プロジェクト「ナノ有機モジュールの創製」 プロジェクトリーダー |
| 2008年10月～2013年3月 | JST CREST 「界面ナノ細孔での液体の巨視的物性の解明」 代表研究者 |
| 2009年12月～2011年3月 | JST A-STEP 研究代表者 |
| 2010年4月～ | 九州大学-NIMS連携大学院 教授（分離材料工学研究室） |
| 2011年4月～ | 物質・材料研究機構 高分子材料ユニット ユニット長 |
| 2011年4月～ | 中期計画プロジェクト「有機分子ネットワークによる材料創製技術」 プロジェクトリーダー |
| 2013年11月～ | 革新的イノベーション創出プログラム（COI-STREAM）（信州大学） NIMSサテライト責任者 |
| 2014年10月～ | 信州大学 非常勤講師（教授） |
所属学会
日本化学会、同コロイド・界面化学部会、高分子学会
受賞
| 2002年 | 日本化学会 コロイド・界面化学部会 第１回「科学奨励賞」受賞 研究主題：逐次吸着による新しい有機、無機、高分子超薄膜の創造 |
| 2011年 | 高分子学会 「Wiley賞」受賞 研究主題：高分子薄膜のナノ構造制御と高度分離機能の創出 |
| 2013年 | 文部科学大臣表彰「科学技術賞」（開発部門） 研究主題：有機溶媒耐性の高性能濾過フィルターの開発 |
| 2014年 | SATテクノロジー・ショーケース2014「ベスト新分野開拓賞」 研究主題：ダイヤモンド状カーボンの濾過フィルター |
| 2014年 | 物質・材料研究機構「理事長賞」（研究功績賞） 研究主題：ダイヤモンド状カーボンの高性能濾過フィルターの開発 |
主要論文
Q. Wang, S. Samitsu, Y. Fujii, C. Yoshikawa, T. Miyazaki, H. Banno, I. Ichinose, Nanoprecipitation for Ultrafiltration Membranes (J. Polym. Sci., Part B: Polym. Phys., 53, 615-620, 2015)
M. R. Krishnan, S. Samitsu, Y. Fujii, I. Ichinose, Hydrophilic Polymer Nanofibre Networks for Rapid Removal of Aromatic Compounds from Water (Chem. Commun., 50, 9393-9396, 2014)
S. Samitsu, R. Zhang, X. Peng, M. R. Krishnan, Y. Fujii, I. Ichinose, Flash Freezing Route to Mesoporous Polymer Nanofibre Networks (Nature Communications, 4, 2653, 2013)
S. Karan, Q. Wang, S. Samitsu, Y. Fujii, I. Ichinose, Ultrathin Free-Standing Membranes from Metal Hydroxide Nanostrands (J. Membr. Sci., 448, 270-291, 2013)
S. Karan, S. Samitsu, X. Peng, K. Kurashima, I. Ichinose, Ultrafast Viscous Permeation of Organic Solvents through Diamond-like Carbon Nanosheets (Science, 335, 444-447, 2012)
Q. Wang, S. Samitsu, I. Ichinose, Ultrafiltration Membranes of Highly Cross-linked Cationic Polymer Gel: Elucidation of the Network Structure and Separation Properties (Adv. Mater., 23, 2004-2008, 2011)
X. Peng, I. Ichinose, Green-Chemical Synthesis of Ultrathin β-MnOOH Nanofibers for Separation Membranes (Adv. Funct. Mater., 21, 2080-2087, 2011)
X. Peng, J. Jin, Y. Nakamura, T. Ohno, I. Ichinose, Ultrafast Permeation of Water through Protein-Based Membranes (Nature Nanotechnology, 6, 353-357, 2009)
W. Bu, J. Jin, I. Ichinose, Foam Films Obtained with Ionic Liquid (Angew Chem. Int. Ed., 47, 902-905, 2008)
X. Peng, J. Jin, E. M. Ericsson, I. Ichinose, General Method for Ultrathin Free-Standing Films of Nanofibrous Composite Materials (J. Am. Chem. Soc., 129, 8625-8633, 2007)
J. Jin, Y. Wakayama, X. Peng, I. Ichinose, Surfactant-Assisted Fabrication of Free-Standing Inorganic Sheets Covering an Array of Micrometer-Sized Holes (Nature Mater., 17, 886-891, 2007)
Y. -H. Luo, J. Huang, I. Ichinose, Bundle-like Assemblies of Cadmium Hydroxide Nanostrands and Anionic Dyes (J. Am. Chem. Soc., 127, 8296-8297, 2005)
I. Ichinose, J. Huang, Y.-H. Luo, Electrostatic Trapping of Double-Stranded DNA by Using Cadmium Hydroxide Nanostrands (Nano Lett., 5, 97-100, 2005)
J. Jin, J. Huang, I. Ichinose, Dried Foam Films; Self-Standing, Water-Free, Reversed Bilayers of Amphiphilic Compounds (Angew. Chem. Int. Ed., 44, 4532-4535, 2005)
I. Ichinose, K. Kurashima, T. Kunitake, Spontaneous Formation of Cadmium Oxide Nanostrands in Water (J. Am. Chem. Soc., 126, 7162-7163, 2004)
佐光 貞樹
主任研究員
略歴
| 2003年3月 | 東京大学 新領域創成科学研究科物質系専攻修士課程卒業 |
| 2006年3月 | 東京大学 工学系研究科物理工学専攻博士後期課程卒業 |
| 2006年4月～2009年3月 | 京都大学 理学研究科物理学第一教室 博士研究員 |
| 2009年4月～2014年3月 | 物質・材料研究機構 研究員 |
| 2014年4月～ | 物質・材料研究機構 主任研究員 |
| 2014年10月～ | 信州大学 客員准教授 |
所属学会
高分子学会、日本物理学会、応用物理学会、繊維学会
受賞
| 2014年 | The 10th SPSJ International Polymer Conference IPC2014 Young Scientist Poster Award受賞 |
| 2014年 | 第3回JACI/GSCシンポジウム GSCポスター賞受賞 |
| 2015年 | NIMS理事長進歩賞 受賞 研究主題：ナノ結晶化法による高分子メソ多孔体の創製 |
| 2015年 | 文部科学大臣表彰若手科学者賞 受賞 研究主題：相分離による高分子メソ多孔体の創製と分離機能に関する研究 |
| 2016年 | 第24回ポリマー材料フォーラム優秀発表賞「急速凍結過程を用いた高分子のメソ多孔化法」 |
総説
“エンプラのナノ多孔化技術とオイル吸着材への展開” 佐光貞樹、藤井義久、一ノ瀬泉 日本プラスチック工業連盟誌 プラスチックス 65 (2014) 68-72
“エンジニアリングプラスチックのメソ多孔体” 佐光貞樹、藤井義久、一ノ瀬泉 月刊MATERIALSTAGE 13 (2014) 67-70
“ナノ結晶化相分離法による高分子メソ多孔体の作製“ 佐光貞樹 『多孔質フィルム／膜の製造方法』（S&T出版）第1章 第2節13-32 (2016)
特許
国内出願 6件
米国出願 3件
略歴
| 2000年3月 | 横浜国立大学 工学部 物質工学科卒業 |
| 2002年3月 | 横浜国立大学 大学院工学府 物質工学専攻 博士前期課程修了 |
| 2002年4月～2003年10月 | 富士フイルム株式会社 |
| 2007年3月 | 横浜国立大学 大学院工学研究院 物質工学専攻 博士後期課程修了 （2006年4月～2007年3月 学術振興会特別研究員DC2) |
| 2007年4月～2008年9月 | ミネソタ大学 化学科 博士研究員 （2007年4月～2008年3月 学術振興会特別研究員PD) |
| 2008年10月～2011年3月 | 横浜国立大学 大学院工学研究院 博士研究員 |
| 2011年4月～2014年3月 | 東京大学 大学院工学系研究科 学術振興会特別研究員SPD |
| 2014年4月～2015年3月 | 東京大学 大学院工学系研究科 特任研究員 |
| 2015年4月～ | 物質・材料研究機構 主任研究員 |
所属学会
高分子学会、日本化学会、アメリカ化学会
受賞
| 2013年 | The 5th congress on ionic liquid The Best Poster Award受賞 |
| 2012年 | 高分子学会 平成23年度高分子研究奨励賞受賞 研究主題：イオン液体を溶媒に用いたメタクリレート系およびアクリルアミド系高分子の刺激応答性に関する研究 |
| 2012年 | GelSympo2012 Polymer International Prize Award受賞 |
| 2011年 | 第2回イオン液体討論会 ポスター賞受賞 |
| 2011年 | 第22回高分子ゲル研究討論会 優秀演題賞受賞 |
| 2006年 | 第17回高分子ゲル研究討論会 最優秀ポスター賞受賞 |
総説
“第Ⅱ編 物質・材料設計 第7章 イオン液体中への高分子の溶解性と材料化” 上木岳士、渡邉正義、(2016) 印刷中
“ブロック共重合体の自己集合を利用したイオンゲル” 北沢侑造、上木岳士、小林優美、渡邉正義、ネットワークポリマー、Vol. 37, pp. 41-52 (2016)
“第1編 機能・デザイン 第7章 自己修復自己集合機能 3節 ブロック共重合体の自己集合を利用したハイドロゲルとイオンゲルの創製” 上木岳士、渡邉正義、ゲルテクノロジーハンドブック、pp. 217-223 (2014)
“第1編 機能・デザイン 第4章 情報変換・伝達機能 8節 イオンゲル” 渡邉正義、上木岳士、ゲルテクノロジーハンドブック、pp. 152-158 (2014)
“ブロック共重合体の自己集合と時間構造化” 上木岳士、吉田亮、月刊 化学 最新の研究トピックス、Vol. 69、pp. 76-77 (2014)
“第8章 第8節 スマートゲルを活用した研究開発テーマの発掘” 上木岳士、吉田亮、技術シーズを活用した研究開発テーマの発掘、pp. 322-329 (2013)
“温度応答性高分子 －イオン液体混合系の相挙動－” 小玉康一、北沢侑造、上木岳士、渡邉正義、月刊 表面、Vol. 50、pp. 251-266 (2013)
“イオン液体を担持した高分子ゲル －イオンゲル－” 上木岳士、渡邉正義、月刊 機能性材料、pp. 35-42 (2012)
“第6章 高分子の溶媒としての適用と新しいソフトマテリアル” 上木岳士、渡邉正義、最先端材料システムワンポイントシリーズ2 「イオン液体」、pp. 85-98 (2012)
“イオン液体を利用した光誘起型高分子材料の創出と高機能化” 上木岳士、小久保尚、渡邉正義、フォトクロミズムの新展開と光メカニカル機能材料、pp. 143-150 (2011)
“イオン液体を溶媒とする高分子ゲル －イオンゲルの特徴と機能－” 上木岳士、渡邉正義、高分子（展望記事）、Vol. 59、pp. 697-700 (2010)
“12章 イオン液体を溶媒に用いた高分子ゲル －イオンゲルの特徴と利用－” 上木岳士、渡邉正義、驚異のソフトマテリアル 最新の機能性ゲル研究、pp. 124-130 (2010)
“溶媒としてのイオン液体の特異性 －高分子を溶かしたときの、水との比較－” 上木岳士、渡邉正義、現代化学、Vol. 432、pp. 36-40 (2007)