プレスリリース
パルスレーザー照射による世界初の機能性高分子ナノワイヤー作製技術を開発
-分子デバイス開発に飛躍的な促進の可能性-
佐々木 道子 ( 博士研究員、ナノエレクトロニクス材料ユニット、NIMS )
後藤 真宏 ( MANA研究者、ナノエレクトロニクス材料ユニット、NIMS )
笠原 章 ( 主幹研究員、環境・エネルギー材料部門 先進高温材料ユニット 極限トライボロジーグループ、NIMS )
知京 豊裕 ( MANA主任研究者、ナノエレクトロニクス材料ユニット、NIMS )
土佐 正弘 ( グループリーダー、環境・エネルギー材料部門 先進高温材料ユニット 極限トライボロジーグループ、NIMS )
後藤 真宏 ( MANA研究者、ナノエレクトロニクス材料ユニット、NIMS )
笠原 章 ( 主幹研究員、環境・エネルギー材料部門 先進高温材料ユニット 極限トライボロジーグループ、NIMS )
知京 豊裕 ( MANA主任研究者、ナノエレクトロニクス材料ユニット、NIMS )
土佐 正弘 ( グループリーダー、環境・エネルギー材料部門 先進高温材料ユニット 極限トライボロジーグループ、NIMS )
パルスレーザーを照射するだけでその領域にのみ選択的に高分子ナノワイヤーを成長させた。さらに、そのナノワイヤーに各種ナノ材料をドーピングさせて様々な機能性を持たせることに成功した。これは従来の作製法では実現できなかった、世界初の技術であり、今後発展が期待されるナノデバイスの可能性を大きく広げる成果である。
図1 酸化鉄ナノ粒子を含んだポリスチレンナノワイヤーの走査型電子顕微鏡写真（一部を拡大して撮影：粒上の酸化鉄ナノ粒子が観察される（黄色矢印））
図2 酸化鉄ナノ粒子を含んだポリスチレンナノワイヤーの走査透過電子顕微鏡像（走査型電子顕微鏡写真では観察されていない内部に含有された酸化鉄ナノ粒子が現れている（赤色矢印））
記事・報道
■新聞
日刊工業新聞（2011年12月23日13面）
化学工業日報（2011年12月26日3面）
日本経済新聞（2012年1月6日10面）
科学新聞（2012年1月13日4面）