理事/拠点マネージャー
曽根 純一

低炭素社会実現には、「再生可能(創)エネルギー」および「省エネルギー」を高効率に達成できる革新的な物質・材料の開発が不可欠となります。物質・材料研究機構(NIMS)では、低炭素研究ネットワーク(LCnet)のサテライト拠点、更には日本中の研究者の低炭素研究を支援するため、最先端の物質・材料創製の装置群を集中的に整備し、材料設計・創製ハブ拠点を構築します。ネットワーク内部・外部からの支援・連携要請に対して、物質・材料の設計指針を導き出し、飛躍的に性能を向上させる指導原理を構築していきます。

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 本事業は、文部科学省の平成21年度第2次補正予算において、「成長戦略への布石」である「環境・エネルギー技術への挑戦」の一環として、設立されました。低炭素社会構築は全世界的な喫緊の課題であり、その実現に向け“先端技術の粋”であるナノテクノロジーの活用が期待されています。本事業では、環境技術の実用化を加速させるため、ナノテクノロジーを環境・エネルギー技術に適用・融合させた「グリーン・ナノテクノロジー」に関する研究成果・知見を結集し、課題解決型研究ネットワークの基盤を整備すると共に、異分野融合によるイノベーション創出のため、ハブ拠点サテライト拠点という機能と役割分担の異なる2種類の拠点形態を設定し、それぞれに必要な機器・装置を整備するとともに、ハブ拠点を中心にすべての拠点が参画するネットワークを構築しました。本事業で整備されている装置・設備は、ネットワーク内部の研究者だけではなく、外部の研究者にも広く利用機会を提供しております。