事務局 〒305-0047茨城県つくば市千現1-2-1独立行政法人 物質・材料研究機構 大学院室 E-mail: NIMS-graduate@nims.go.jp

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概要

 国立研究開発法人 物質・材料研究機構(NIMS)の研究者が九州大学の教員と共に大学教員として博士後期課程学生指導する「九州大学-NIMS連係大学院」は、平成22年、九州大学大学院 工学府 博士後期課程 物質創造工学専攻材料物性工学専攻 に、「先端ナノ材料工学講座」として発足しました。

 物質のサイズや形状、組織構造をナノスケールで制御し、従来にない材料(ナノ材料)を創製しようとする研究は、有機や無機、金属など物質科学の全ての学問領域を巻き込みながら、急速に発展しています。ナノ物質には、医学や工学の分野ですぐにでも役に立つものもあります。しかしながら、これらを幅広く社会に普及していくには、ナノ材料としての特性を計測・評価し、その性質を理論的に解明することが不可欠となります。ここでは、最先端の研究設備を利用するだけでなく、必要に応じて装置を開発することも重要となります。また、ナノ材料の物性研究では、従来の理論が通用しないことも多く、工学の基礎をなす学問分野(物理や化学、熱力学など)に立ち返ることも必要となります。即ち、俯瞰力、総合力をもつ研究者を育成することが、ナノ材料工学に対する社会的な要請となっています。このため、工学府物質系博士後期課程の物質創造工学専攻と材料物性工学専攻にまたがって先端ナノ材料工学コースを設置します。このコースに、ナノ材料の創製、計測、物性の3分野を設け、確かな基礎力を養いつつ、応用に向けた幅広い専門性を修得させます。これにより、21世紀を担うナノ材料工学の優れた研究者を育成することを目指します。

教育体制

 本連係大学院では、NIMSの研究者が九州大学の教員としての身分を与えられているので、学生は最先端の研究現場で研究活動を行いながら、博士号取得ができます。必要に応じて物質・材料研究機構及び九州大学に設置されている研究装置・設備を利用できますのでより質の高い研究をすることができます。

 また、外国人学生を積極的に受け入れますので、国際的な多様な価値観やコミュニケーション能力を身につけ、世界で活躍できる素地を養えます。

九州大学  大学院工学府について

 九州大学大学院工学府は物質科学工学専攻群、地球環境工学専攻群、機械航空工学専攻群から構成され、工学全般を幅広くカバーしています。

 この中でも物質科学工学専攻群は、キーテクノロジーとしての材料工学をテーマに新しい材料の開発を通じて、文明発展への貢献、次の世代のための科学技術の発展を目指します。
従来の常識を超えるこれまでにない材料や私たちの生活と密接につながりのある材料の開発には、基礎研究や独創的な技術開発が必要です。

 本連係大学院では、物質科学工学専攻群の 物質創造工学専攻材料物性工学専攻 に設置された先端ナノ材料工学コースにNIMSの研究員が教員として配置されます。

 なお、工学府 物質創造工学専攻材料物性工学専攻 は、工学研究院の応用化学部門及び材料工学部門に属しています。

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