NIMS NOW


機構の動き

豊橋技術科学大学と連携協定を締結
 平成18年11月10日に豊橋技術科学大学と「連携の推進に関する協定」と「教育研究協力に関する協定」を締結しました。
 物質・材料研究機構は我が国唯一の材料研究に特化した研究機関であり、豊橋技術科学大学は技術を科学で裏付け、新たな技術を開発する学問、“技術科学”の教育・研究を使命とする特色のある大学であることから、両者の研究開発能力及び人材等を活かすことで特色のある成果が期待できます。
 「連携の推進に関する協定」は、物質・材料研究の新たな研究成果に繋げるよう、豊橋技術科学大学と物質・材料研究機構とが組織的な連携を深め緊密に情報交換を行おうとするもので、
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左より小林副学長(豊橋技科大)、岸理事長(NIMS)、野田理事(NIMS)、西永学長(豊橋技科大)、北川理事(NIMS)、梅本教授(豊橋技科大).

(1)研究交流、(2)人材交流、(3)人材育成などを主な内容とします。
  「教育研究協力に関する協定」は、物質・材料研究機構が豊橋技術科学大学の大学院生を受入れ、研究指導に当たるなど相互の連携により豊橋技術科学大学の大学院における教育研究活動の一層の充実と、物質・材料研究機構の研究活動の推進を図るものです。
 今後、研究者の交流、研究者の育成及び研究施設など研究資源の相互利用による有効活用を図ることにより、広い範囲での物質・材料研究の新たな展開を目指します。


フィンランド技術庁上席アドバイザーらがNIMS来訪
 平成18年10月30日、フィンランド技術庁上席アドバイザーのTapani Nummelin氏、Reijo Munther 氏、駐日フィンランド大使館科学技術参事官Jukka Viitanen博士、およびフィンランド大使館技術顧問の庭野満博士がNIMSを訪問しました。
 フィンランド技術庁では新しい国家技術開発プログラムの策定を行っており、その重点項目に「新しい複合材料の開発」を挙げ準備に入っているところで、日本の当該分野の研究分野の視察のため、コーティング・複合材料センターおよび燃料電池材料センターをご視察されました。
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左から 香川領域コーディネータ、 Mr. R. Munther、
Mr. T. Nummelin、 Dr. M. Niwano、Dr. J. Viitanen.

チェコの2大学学長がNIMS来訪
 平成18年10月31日、チェコのCharles大学学長のProf. Václav Hamplと、Pardubice大学学長のProf. Jiří Málekが来訪され、NIMS理事長、羽田センサ材料センター長らと連携について会談されました。Charles大学とNIMSは国際連携大学院の提携を行っており、Hampl学長は、NIMSに滞在中の5名の学生と懇談されました。Málek学長は、NIMSおよび旧NIRIM(無機材質研究所)との共同研究などにより10年以上の交流があります。この日、Málek学長は、羽田センター長とMOU(覚書)の調印を行いました。このMOUは、Pardubice大学化学工学部とNIMSのセンサ材料センターとICYSが、先端材料の研究開発の共同研究を行うためのものです。
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左からHampl学長、 Málek学長、岸理事長、 羽田センター長、村瀬主任研究員、 三橋リサーチアドバイザー、神田国際・広報室長.


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