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機構の動き

平成18年度原子力安全功労者に対する経済産業大臣表彰を受賞
 平成18年10月26日、虎ノ門パストラルにおいて平成18年度原子力安全功労者に対する経済産業大臣表彰の表彰式が行われました。
 本表彰は、原子力の安全の確保のために尽力し、優れた成果を挙げた個人又は団体を表彰するものです。NIMSは「40年以上にわたる長時間クリープ試験データの取得、クリープデータシートとしての情報提供、発電用火力設備における高クロム鋼の許容引張応力の見直しなどへの貢献」により表彰いただきました。授賞式には野田哲二理事、木村一弘データシートステーション長が出席しました。
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表彰状を持つ岸理事長.

インドのネルー先端科学研究所とMOUを調印
 平成18年8月22日、NIMS若手国際研究拠点(ICYS)、ナノスケール物質センターおよび燃料電池材料センターは連名で、インドのネルー先端科学研究所Jawaharlal Nehru Centre for Advanced Scientific Research (JNCASR)と、研究テーマ“Basics and Fabrication of Nanomaterials”についてMOU(覚書)を調印しました。
 また、ICYSではネルー先端科学研究所とのさらなる連携強化を図るため、平成18年9月1日にネルー先端科学研究所名誉所長C.N.R.Rao博士とICYSエグゼクティブアドバイザー契約を結びました。
 今後、MOUを締結したNIMS各研究センターはネルー先端科学研究所との人材交流を図りながら、特にナノ材料分野における研究協力強化に向けた取り組みを進めていきます。
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左からVinu主任研究員(燃料電池材料センター)、
板東ICYSセンター長、C.N.R.Rao博士(ネルー研究所名誉所長)、M.R.S.Rao博士(ネルー研究所所長).

ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校とMOUを調印
 平成18年10月20日、センサー材料センター、光材料センター、若手国際研究拠点は、米国ニューヨーク州のニューヨーク州立大学ストーニーブルック校のCollege of Engineering and Applied Science(Shamash学部長)と研究協力に関するMOU(覚書)を調印しました。ストーニーブルック校は、Shannon博士と共にイオン半径を定義したPrewitt 教授が在職した大学であり、近年は、京速計算機の開発などで知られています。本MOUは、ストーニーブルック校のCenter for Nanomaterials and Sensor Development (Goumaセンター長)とのセンサーの研究開発分野における研究交流に関するものです。すでに、ストーニーブルック校の大学院生の、NIMSインターンシップ制度によるNIMSへの派遣が今秋から実施されており、このMOUが調印されたのを契機に、両機関はセンサーの開発に関して、さらに密な研究情報の交換、人的交流、共同研究などをより積極的に行う計画です。
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Shamash学部長の執務室にて.
左から大橋グル−プリ−ダ−、Shamash学部長、
羽田センター長、Goumaセンター長.


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