NIMS NOW


機構の動き

カリフォルニア大学サンタバーバラ校と包括的研究協力協定を締結
 平成18年1月4日、NIMSはカリフォルニア大学サンタバーバラ校(UCSB)と包括的な研究協力に関する協定を締結しました。UCSBは、アメリカの大学の材料部門で常にトップ3に入る大学です。昨年6月にNIMSの若手国際研究拠点(ICYS)とUCSBの国際材料研究センター(ICMR)がMOUを締結して、ネットワーキング構築や若手研究者育成等の事業に取り組んでいますが、物質・材料研究分野の広い範囲で、両機関の提携をより一層強固なものにしていく必要があると双方が判断したことから、包括協定を締結することで合意に至りました。近々竣工する予定のカリフォルニア・ナノシステム研究所の研究棟に、NIMSのラボを設置することも検討されています。岸理事長が1月4日から5日にかけてUCSBを訪問し、本協定の調印を行いました。
調印後にヤン学長(左)と握手する岸理事長.

ヴァージニア大学とMOUを調印
 平成18年1月12日、超鉄鋼研究センターは、ヴァージニア大学の材料工学科と研究協力に関するMOU(覚書)を調印しました。両機関は苛酷環境下においても高特性を発揮できる構造用金属材料に関して、研究者の交流、研究情報の交換、ワークショップの開催、共同研究の推進などを行なう予定です。同学科はアメリカ東部における材料研究拠点のひとつであり、物理・化学を含めた幅広い分野で興味深い研究が数多く行われています。また産官学連携研究も活発です。今回の研究協力により、構造材料を中心とした分野において多くの研究成果が期待できます。
右からハウ教授、ギャングロフ教授、長井センター長、津崎副センター長.

韓国・浦項産業科学研究院とワークショップを開催
 平成17年11月17日、韓国の浦項産業科学研究院(RIST)の新素材研究センターとNIMS材料研究所の機能融合材料グループと溶射工学グループが中心となり、韓国・浦項市のRISTにおいて「第4回スマート材料とシステムに関するRIST-NIMS ワークショップ」を開催しました。ワークショップはRISTの洪院長の挨拶に始まり、RIST、NIMSの研究者がスマート材料とその応用に関して幅広い分野にわたって最新の研究成果の紹介を行い、活発な議論が交わされました。
ワークショップ参加者.


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