NIMS NOW


機構の動き

上海セラミックス研究所とMOUを調印
 平成17年11月22日、生体材料研究センターは、中国科学院・上海セラミックス研究所の生体材料・組織工学研究センターとMOU(覚書)を調印しました。同センターは中国科学院のバイオマテリアル研究を総括し、セラミックス、高分子、ナノ材料、複合材料の開発および再生医療への応用を活発に進めています。今後、人材交流・情報交換を積極的に進め、協力して再生医療のための高機能化・多孔性基盤材料を開発します。
右から 羅所長、常センター長、田中センター長、岸理事長.

第1回再生医療ミニシンポジウム開催
 2005年10月21日、中国・上海において第1回中日再生医療ミニシンポジウムが開催されました。このミニシンポジウムは、第8回世界組織工学年会のサテライトミーティングとして、NIMS生体材料研究センターと上海再生医療研究センター(STERC)が共催しました。
 軟骨を再生し、再生医療の有効性を世界で初めて示したSTERCセンター長の曹教授および「ナノテクノロジーを活用した人工臓器の開発」の研究推進委員長・佐々木康人先生(放射線医学総合研究所・理事長)を始めとして40名の研究者が参加し、ナノバイオ・生体材料・幹細胞技術・再生医療に関する最新の研究成果、今後の展望、さらに日中の連携について活発な議論が交わされました。
第1回中日再生医療ミニシンポジウム.

日本・ロシアワークショップを開催
 平成17年12月12日〜13日に、NIMSにおいて「ロシアにおける先端ナノ材料」と題したジャパンワークショップを開催しました。ジャパンワークショップは、モスクワを拠点とする国際科学技術センター(ISTC)が文部科学省の支援を受けて、ロシア/CIS諸国の優れた科学者を日本に招き、彼らの研究紹介を通じて新たなプロジェクトの実施に結びつけようとの目的で1996年より開始したもので、これまでに36回の開催実績を数えています。
 NIMSが共催機関となった第37回は、ロシア・日本からそれぞれ9名の研究者が物理・化学・バイオの3分野で先端ナノ材料に関する最新の研究動向に関する発表を行い、活発な議論を交わしました。
ワークショップ参加者.


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