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機構の動き spacer

中国科学院・白副院長がご来訪
 平成17年7月7日、白春礼副院長が率いる中国科学院のご一行がNIMSを訪問されました。白春礼副院長は、中国科学院大学院の学長や国家ナノ科学技術センターのセンター長などの要職を務められておられます。当日は、NIMSで研究に従事する中国人研究者の歓迎を受けたあと、岸理事長と懇談され、光触媒、有機材料、ナノ材料、ナノエレクトロニクスなどの研究グループを熱心にご視察されました。NIMSに滞在している中国人研究者は100人を超えており、中国の研究機関との共同研究も年々増加するなど、NIMSにとって中国は欠くことのできない存在となっています。NIMSと中国科学院は、今後もさらに協力関係を深めることで合意しました。
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長谷川ディレクター(左)の説明を受ける白副院長.
右は青野所長.

チャルマース工科大学(スウェーデン)とMOUを調印
 平成17年6月23日、ナノマテリアル研究所は、スウェーデンのチャルマース工科大学の応用物理学科と研究協力に関する MOU(覚書)を調印しました。両機関は、光機能ナノ材料の創製と機能計測に関する分野で、研究者の交流、研究情報の交換、共同研究の推進などを行なう予定です。チャルマース工科大学は、スウェーデンにおけるトップクラスの科学技術大学です。応用物理学科では、光と“ナノ”の関わりを深く追求して応用に結びつける興味深い研究が数多く行なわれています。今後の研究成果が期待されます。
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チャカロフ教授(左)と青野所長.

カリフォルニア大学サンタバーバラ校とMOUを調印
 平成17年6月24日、若手国際研究拠点(ICYS)は、カリフォルニア大学サンタバーバラ校の国際材料研究センター(ICMR)と国際材料研究ネットワークの共同構築に関する覚書(MOU)を調印しました。ICMRは、アメリカの国立科学財団(NSF)から材料分野における国際化プログラムの資金援助を受けて運営されています。材料研究分野における国際ネットワーク構築、若手研究者の育成、発展途上国支援を理念に持ち、研究設備の国際共有、若手を中心としたワークショップ開催、そして様々な教育プログラム等の企画と運営を積極的に行っています。今後は、ICYSとICMRが相互の企画と運営に協力し、物質・材料研究の発展を国際的に推進していきます。
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ICMRセンター長のチータム教授(左)と握手する小澤研究員.


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