NIMS NOW


機構の動き

世界材料研究所フォーラムを開催
 平成17年6月6日と7日の2日間、NIMSは世界材料研究所フォーラム(セッション1)をつくばにおいて開催しました。世界9カ国から物質・材料研究をリードする11の研究機関が一堂に会し、物質・材料研究に係る各国の施策、各研究所のミッションや運営の特徴、研究資源獲得と配分方針、産学連携の状況、大学との相違点、若手研究者の育成方針、材料の国際標準化、将来の材料研究の方向性、国際連携のあり方など、幅広いトピックスにわたって各研究機関からプレゼンテーションがありました。活発な議論が交わされ、最後に決議案がまとめられて閉会しました。7月27日には、別の研究機関を招いてセッション2を開催する予定です。
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前列:講演者、後列:NIMS関係者.

ペンシルバニア大学とワークショップを開催
 平成17年4月18日から20日まで、NIMSは、ペンシルバニア大学とのワークショップを開催しました。NIMSの岸理事長とペンシルバニア大学Laboratory for Research on the Structure of Matter (LRSM)ディレクターのクライン教授が、両機関の若手研究者の交流を活性化させようと話し合って実現したものです。LRSMからは、クライン教授以下、気鋭の若手教員8名が参加し、NIMS側からも若手国際研究拠点(ICYS)や計算材料科学研究センターを中心に、のべ100名の研究者が参加しました。研究発表会では、フォトニクス、計算科学、カーボンナノチューブ、超分子材料など幅広い分野にわたって活発な議論が交わされました。次回は、会場をフィラデルフィアに移して開催する予定です。
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LRSMの紹介をするクライン教授.

タイ科学技術研究所(TISTR)の創立42周年記念式典ならびに総合展へ出展
 平成17年5月23日〜27日、NIMSとMOUを結んでいるタイ科学技術研究所(TISTR)の創立42周年式典ならびに総合展が開かれ、NIMSはポスター、ビデオによる紹介、形状記憶合金、光触媒などの展示を行いました。TISTRは、タイ科学技術省直轄の産業応用を主眼とした研究者数700名強の研究所で、食料、農業、薬品、バイオ、環境浄化、材料などの研究部門を有しています。5月25日には、タイ科学技術大臣のThapparansi氏、Nongluck研究所長や各国の関係者列席のもとに式典が行われました。式典後、科学技術大臣はNIMSのブースに寄られ、NIMSの研究成果を熱心にご覧になられました。
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式典、総合展でご視察される
Thapparansi氏、Nongluck研究所長.


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