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機構の動き

マックスプランク固体化学物理研究所とMOUを調印
 平成17年4月11日、物質研究所は、ドイツのマックスプランク固体化学物理研究所(MPICPfS)と、ネットワーク物質の新規機能の開発などに関する共同研究のMOU(覚書)を調印しました。MPICPfSは、共有結合性ネットワーク物質や金属間化合物の化学と物性に関する研究で世界トップレベルの成果を収めています。また物質研究所は、MPICPfSと異なる新規ネットワーク物質や金属間化合物の多彩な発見・合成に成功しており、その物性研究も進めてきました。今後、高いポテンシャルを有する両機関が、お互いの長所を活かした共同研究を進めることでさらなる研究の発展が期待されます。
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前列左より グリン所長、岸理事長.
後列左より シュワルツ博士、森主任研究員、西村主幹研究員.

リーズ大学産学独連携センターとMOUを調印
 平成17年5月25日、生体材料研究センター(BMC)は、イギリス・リーズ大学の生体材料と組織工学研究に関する産学独連携推進センター(BITE-CIC)とMOU(覚書)を調印しました。リーズ、ヨーク、シェフィールドの3大学はホワイトローズ大学と呼ばれ、それぞれバイオメカニクス、分子生物学、生体材料評価の世界的な研究拠点です。BITE-CICは、ホワイトローズ3大学と企業の間でさまざまな連携を進めるための機関です。これまでに国際的にトップレベルの医療デバイス企業を複数輩出しています。今回のMOUは、3大学とBMCの間で研究者・情報・技術の交流を進め、NIMSで開発した生体材料の実用化を促進することを目指しています。
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調印後に握手するフィッシャー教授(リーズ大学副学長、BITE-CICディレクター)と田中センター長.

静岡大学と研究協力に関する協定を締結
 平成17年4月21日、NIMSは、静岡大学(学長:天岸祥光)大学院とビジョン工学・センシング工学研究の進展と若手研究者育成を目的として「研究交流促進のための協定」を締結いたしました。
  静岡大学大学院は電子科学研究科の21世紀COEプログラム「ナノビジョンサイエンス」を担当しており、ビジョン工学・センシング工学研究の分野では世界をリードしています。今後、両機関は人材交流や情報交換を積極的に進め、ビジョン工学・センシング工学に基づいた新しい光学デバイスやセンサーデバイス等の共同研究開発を行います。
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調印後の天岸学長(中央)、岸理事長(その左)と関係者一同.


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