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特集

尾身衆議院議員ご視察
  平成17年3月7日、尾身 幸次衆議院議員が当機構をご来訪され、千現地区でアトムプローブによる材料のナノ組織制御に関する研究、並木地区でナノスケール物質の創製とその構造解析及び物性評価に関する研究、生体材料(ナノDDS)の研究及びマルチプローブ顕微鏡と原子スイッチの研究開発についての研究現場を回られ、ご質問も数多く出るなど熱心に視察されました。
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ナノテクビジネスフォーラム開催結果
  平成17年2月23日、東京ビッグサイトにおいてナノウィークの一環としてナノテクビジネスフォーラムが開催されました。講演会として当機構3件、JASRI2件の発表を行いましたが、参加者の方々には非常に高い関心をお持ちいただき、一時は席が足りなくなるほどの盛況ぶりで、結果参加者総数127名を数えるなど、大成功を収めることができました。

Japan-US Workshop on the Future of Sensors and Sensor Systems 開催結果
PHOTO   平成17年2月28日より3月2日、オークラフロンティアホテルつくばにおいて表記、「日米センサーならびにセンサーシステムの将来展望に関するワークショップ」が開催されました。関係機関のホームページ上のみでのご案内であったにも関わらず、約50名の発表者に加え総勢170名を超える参加者を数え、活発な議論が行われ成功裏に終了いたしました。
  本ワークショップは日米政府間の「安全・安心に関する協力」推進の一環として、基礎研究および長期的展望についての協力を行う目的で、日本学術会議、米国アカデミー、当機構主催、科学技術振興機構共催、文科省、米国国務省、産総研後援の下に開催されたものです。文科省村田科学技術・学術総括官、米国務省Atkinson科学技術顧問のご挨拶後、パネル形式を中心とした議論がなされました。議論の中で、安全・安心社会構築に当たってセンサー・センサーシステムの重要性が改めて確認されるとともに、この科学技術発展の為には基礎的な研究を深める事が不可欠であるとの結論が得られました。これらの議論の結果は、最終的には、当該分野における両国科学者の交流を深めるとともに、両国関係諸機関がこの発展を側面よりサポートするという趣旨のMinutesの形式にまとめられました。
  センサー・センサーシステムに関係する分野は非常に幅広くバラエティーに富んだものとなっています。これは、逆に議論の収斂が難しいことを意味しておりますが、社会の安全・安心という切り口から見ますと、非常にまとまりやすく、学際的な議論が深まることを実感いたしました。尚、最後に本ワークショップは、Global Dialogues on Emerging Science and Technology(GDEST)という米国政府の新しいプログラムの一環(GDEST Primo)としても位置づけられており、今後、米国はこのような対話を様々な国・地域との間で展開していく模様です。


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