機構の動き

ウクライナの材料問題研究所とMOUを調印

 平成16年10月11日、材料研究所は、ウクライナ科学アカデミーの材料問題研究所(IPMS: Institute for Problems of Materials Science、キエフ市)とMOU(覚書)を調印しました。IPMSは、粉末冶金・セラミックス分野の国際誌Powder Metallurgy and Metal Ceramicsを編集していることからもわかるように、旧ソ連圏におけるこの分野の中核機関として知られています。粉体プロセスを基盤としたナノテクノロジーを含めた幅広い分野において、これまでのポスドクを中心とした交流をさらに発展させ、両者の相互訪問・人材交流、国際的な研究成果交流を促進することなどについて合意しました。
目ディレクターと握手するスコロホド所長.中央はラグリャ副所長.


四川大学・生体材料工学研究センターとMOUを調印
田中センター長と握手する張センター長.中央は加茂理事.
 平成16年11月17日、生体材料研究センターは、中国で最大の生体材料研究組織である四川大学・生体材料工学研究センターとMOU(覚書)を調印しました。今後、両機関は人材交流・情報交換を積極的に進め、高い生物機能を持つ人工骨/軟骨を協力して開発する予定です。調印式当日、張センター長(中国生体材料学会副会長)は、つくば国際会議場エポカルで開催された第4回アジア生体材料国際シンポジウムで招待講演をされました。生体材料研究の分野においても、アジアとの研究交流が重要な時代になってきています。


小島文部科学副大臣が当機構を視察
 小島敏男文部科学副大臣が平成16年11月22日に当機構に来訪され、発電プラント用材料等の信頼性評価(データシート等)に関する研究、新しい光を実現する発光ダイオード(LED)等に適した蛍光体材料の研究、各種疾患治療と高齢者の社会復帰に役立つ生体材料の研究及び若手国際研究拠点の研究現場を熱心に視察されました。

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