ナノテク総合支援

ナノテクノロジー総合支援
プロジェクト受託について

ナノテクノロジー総合支援
プロジェクトセンター センター長
岸 輝雄



 本年度から5年間の計画で、文部科学省はナノテクノロジー総合支援プロジェクトをスタートしました。大学、独立行政法人、公的研究機関、民間研究機関のナノテク研究開発を対象に、全国14カ所の大型・特殊研究施設の共同利用と、ナノテク情報の支援を2枚看板として行います。
 共同利用の施設としては、NIMSから、超高圧透過型電子顕微鏡と(財)高輝度光科学研究センター内の放射光施設が委託を受け、NIMS外部の研究者からの依頼に基づく測定や、共同研究を開始しています。
 ナノテク情報の支援に関しては、NIMSがその運営を委託され、7月に虎ノ門で業務を開始しました。国内のみならず、国際的にも開かれたナノテクノロジーネットワークの構築を目指して、研究動向、データベースなどの調査、最新の研究情報の収集と発信、分野にまたがるワークショップ・シンポジウムの企画・開催、技術移転に関する相談業務などを行っています。
 このようなタイプのプロジェクトは、他にあまり例を見ない革新的な試みであり、ネットワーク構築に向けて文部科学省にふさわしい新しい企画力を発揮するよう、センター関係者及び運営を委託されたNIMSとしても努力したいと考えています。

写真 オープン記念シンポジウムにて(9月24日開催)


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