近年の科学技術の発展・高度化には目覚ましいものがありますが、持続可能社会の実現に向けて、環境負荷の小さい代替エネルギーの模索、新規デバイスの開発など、解決すべき課題が数多く残されています。微粒子工学グループでは、電子部品や触媒などに利用されているセラミックス材料の機能を飛躍的に高めるために、ナノからマイクロオーダーでの材料プロセスの高度化、新規プロセスの開発を行っています。また、未知なる物性と機能の開拓を目的に、新物質探索にも精力的に取り組んでいます。
特に、我々が最近興味をもって研究している内容を以下に列挙します。
(i)コロイド粒子の電気泳動現象を利用したセラミックス成形プロセス 詳細をみる | |
(ii)セラミックスの磁気異方性を利用した配向制御 詳細をみる | |
(iii)多元的な結晶成長過程を用いたナノ結晶合成、サイズ・形態制御 詳細をみる | |
(iv)磁気的相互作用による金属粒子の自己組織的構造形成 詳細をみる | |
(v)強磁場を利用したタンパク質結晶の育成 詳細をみる |
当グループは、大学の学生の受け入れ、企業との共同研究も積極的に行っております。我々と一緒に研究してみたいと思われる方は、打越までご連絡ください。