2011年度第1回関東談話会 行事
「(独)労働安全衛生総合研究所・見学・講演会」
2011年度第一回の関東談話会行事を以下のようにご案内申し上げます。今回は,(独)労働安全衛生総合研究所の安全研究領域(清瀬地区)にての見学・講演会を企画致しました。同部門の粉塵着火・爆発,あるいは静電気管理関連での研究活動につきましては,粉体工学会や粉体工業技術協会の各種活動でも様々お世話になっているところですが,研究所見学のチャンスが頻繁にあるわけでもありませんので,是非この機会に「見学・講演会」にご参加下さいますようお願い申し上げます。
■ 日時:平成23年3月15日(火) 13:50〜16:50
■ 場所:(独)労働安全衛生総合研究所(清瀬地区)本部棟1階第2会議室
〒204-0024 東京都清瀬市梅園1-4-6
■ アクセス情報:西武池袋線清瀬駅下車、南口2番バス停より西武バスにて「東京病院北」下車(所要時間約5分)。
地図→http://www.jniosh.go.jp/access/index.html#anken
プログラム
13:50 〜 14:00 | <開会挨拶> | |
14:00 〜 15:00 | <研究施設見学>(土砂崩壊部門・粉塵爆発部門・静電気部門) | |
15:00 〜 15:15 | <休憩> | |
15:15 〜 16:00 | 講演内容及び演者のご紹介 | |
15:15 〜 16:00 | <講演1> (労働安全衛生総合研究所) |
粉じんの最小着火エネルギー(MIE)は、コンデンサの火花放電によって測定するが、付加される回路素子によってMIEの値が異なることが指摘されている。その影響を調べるために、回路にインダクタンス又は抵抗を挿入して、15種類の粉じんのMIE測定および高速度カメラによる着火の観測を行った。その結果、火花放電時の衝撃波の大きさがMIEに影響を与えることを確認した。 |
16:00 〜 16:45 | <講演2> |
可燃性ガス・蒸気,粉塵等を取り扱う作業工程では,静電気放電による爆発・火災の抑制に除電が有効な場合がある。しかし,このとき使用する除電器は除電性能のみならず,可燃性雰囲気中で使用しても着火源とならないこと,すなわち防爆性能を兼ね備えていることが要求される。このような背景から、ここでは、(i)サイロ内で発生する静電気放電の観測、(ii)その時の粉体帯電量の測定、(iii)内圧防爆型粉体用除電器の開発、(iv)高性能・小型の防爆型粉体用除電器の開発などについて紹介する。 |
16:45 | <閉会挨拶> | |
17:00 | <懇親会> |
■ 参加費:見学・講演会:無料
懇親会:3000円
■ 申込方法:
「粉体工学会・関東談話会・参加希望」とし、氏名,所属(〒,住所,所属部課、 電話番号,FAX番号,E-mail,),懇親会参加の有無,をご記入の上,下記アドレス宛て,e-mailにてお申し込み下さい。■ お問い合わせ:
E-mail:sptj-kanto*m.aist.go.jp (送信時には*を@にして送信下さい)
松山達(創価大学工学部環境共生工学科:tel&fax: 042-691-8169)
(但し、期日前でも定員になり次第締め切らせていただきます)