第1回ネイチャーテック研究会講演会
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 産業革命以来、人類の活動による地球への負荷はすでに地球が有する再生能力の限界を超え、人類存続の可否を問われる危機的状況を招いています。何故、我々はこの人類存続にかかわる問題に正対出来なかったのか? 有限な地球資源の自然循環の恩恵を継続的に享受し、次世代にその価値を手渡すため、地球循環と人間との関わりを今度こそ本当に考え直さなければなりません。「人は一度得た快適性や利便性を容易に放棄できない」という欲望の遺伝子を認めつつ、最小限の地球への負荷でそれに応える『あたらしいものつくりや暮らしかたのかたち』の創出が必要な時が来ています。 Nature Tech.とは、従来型の科学技術アプロ−チとは異なり、既に地球史の中で限りない検証と淘汰が繰り返された結果である完璧な「自然の循環」を科学の目で観て、人間生態系にとって必要なものをリ・デザインすることにより、全くあたらしいものつくりや暮らし方を提案しようというものです。46億年の歴史の知恵の結晶である自然の循環、この知恵を我々が培ってきたTechnologyをツ−ルとして学び、活かそうとする試みがNature Tech.であり、これこそが『あたらしいものつくりや暮らしかたのかたち』を体現するための答えになると考えています。

 現在でも、生物模倣や地球ダイナミズムの分野では興味深い研究が進んでいますが、これらを分野を超えて横断的に理解し、地球への負荷を下げるために応用しようとする動きはほとんどありません。「自然のすごさを賢く活かす」Nature Tech.の考え方を広く国内外に広め、地球に負荷を掛けない新しい暮らしかたやものつくりが存在することを示すこと、さらにNature Tech.の具体的な課題を明確にし、その解を示すことを目指して、「ネイチャーテック研究会」を発足させることになりました。 ネイチャーテック研究会発足を記念し、様々な方面の、「自然のすごさ」をよく知る研究者の方々にご講演をいただけることとなりました。すばらしい自然の力と人間の発展への応用をわかりやすくご紹介いただきます。多数の方のご参加をお待ちしております。

ネイチャーテック研究会 発起人 石田秀輝 

 開催日時
2005年9月16日(金)  13:00〜17:30
 開催場所
(独)物質・材料研究機構 並木地区 共同棟4階大会議室  (茨城県つくば市並木1-1)
 主 催
21世紀の環境・経済・文明産官学連携プロジェクト ネイチャーテック研究会
 協 賛
未踏科学技術協会 エコマテリアル・フォーラム
 参加費
無 料 (懇親会費 3000円)
 定 員
約100名
 申 込
申込用紙に氏名,勤務先(住所/TEL/FAX/E-mail)を明記の上,
E-mailにて下記までお申込ください.

プログラム及び申込用紙 : PDF    WORD

メール送付先: naturetech@nims.go.jp


プログラム
 座長 山田裕久(エコマテリアル研究センター ディレクター)
13:00-13:10 開会の挨拶
 経済産業省 産業技術環境局 環境経済室長 坂口利彦
 東北大学 大学院 環境科学研究科 教授 石田秀輝
13:10-14:10 「NaturemimicryからNature Tech.へ向けて」
 東北大学 大学院 環境科学研究科 教授 石田秀輝
14:10-14:25 「あつまれ 自然の知恵を学ぶ研究者たち」
 物質・材料研究機構 エコマテリアル研究センター 主任研究員 垣澤英樹
14:25-14:40 「ネイチャーミミクリ・プラットフォーム」
 ジャパン・フォー・サステナビリティ 小林一紀
14:40-15:10 「エコマテリアルとNature Tech.」
 物質・材料研究機構 エコマテリアル研究センター長 原田幸明
15:10-15:30 コーヒーブレイク
座長 田村哲志(生体材料研究センター 研究員)
15:30-16:00 「ソフトナノテクノロジーの進展」
 物質・材料研究機構 生体材料研究センター長 田中順三
16:00-16:30 「ケイ酸塩ナノチューブの性質と応用」
 産業技術総合研究所 深部地質環境センター 鈴木正哉
16:30-17:00 「昆虫利用テクノロジー:機能と素材」
 農業生物資源研究所 昆虫新素材開発研究グループ 玉田 靖
17:00-17:30 「河川・湖沼の自然再生」
 土木研究所 河川生態チーム 中村圭吾
17:30 閉会の挨拶
 
物質・材料研究機構 生体材料研究センター長 田中順三
17:40- 懇親会 (物質・材料研究機構 並木地区食堂 会費3000円)
     (司会:エコマテリアル研究センター 垣澤英樹)

 プログラム及び申込用紙 : PDF    WORD
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