エコマテリアルへの技術開発
以下の表は、最近発表された文献から、地球環境問題を意識した材料開発をすすめた例をのべていると思われるものをひろいあつめたものです。ここに上げたもの以外にも多数の開発例があるとおもいます。自薦も含めて、ecomat@wotome.nrim.go.jpまでメールいただければ、その都度更新してより豊かな内容のものにしていきたいと考えています。(KHALADA)
last update 1997/05/16
| 文献 | 刊号 | 頁 | タイトル | 会社等 | 著者 | 環境 | 対象 | 従来の問題 | 解決の方向 | 技術的ポイント | 結果 |
| 素形材 | Vol38#1 | 2 | 鳴きと振動に優れたディスクロータ | アイシン高丘 | 騒音・振動の低減 | ロータ材である鋳鉄の制振性、熱拡散性の向上 | C量のコントロール、強度低下とのバランス、合金添加はコスト増のためさける | ||||
| 素形材 | Vol38#1 | 5 | 薄肉球状黒鉛鋳鉄製配水管 | クボタ 恩加島工場 | 生活排水排水用管の薄肉化による重量低減 | ねずみ鋳鉄遠心力鋳造から強度のある黒鉛球状鋳鉄の遠心鋳造へ | 鋳放しでセメンタイト晶出のないSi組成 | ||||
| 素形材 | Vol38#1 | 6 | オーステンパ球状黒鉛鋳鉄製エンジンギア | 日立金属自動車機器事業部 | ディーゼルエンジンタイミングギアかみ合い騒音低減 | スチール製から減衰能の高いADIギアへ | 強度と伸びを要求される上部ベイナイト組織の実現、ADIの悪い被削性に対して熱処理時の寸法変化を小さくする | ||||
| 素形材 | Vol38#1 | 7 | 優れたクリープ破断強度を有するマルテンサイト系耐熱鋳鋼 | 日本製鋼所室蘭、東芝重電技研 | 火力発電プラント高効率ターピン12Cr鋳鉄のクリープ特性改善 | 蒸気温度の高温化に対応する | W,Co,Bの添加、δフェライト残留防止のためCr当量を押さえる。 | ||||
| 素形材 | Vol38#1 | 8 | 油・天然ガス配管材用2相ステンレス遠心力鋳造管 | クボタ鋳鋼研究部 | 石油資源の枯渇に伴う高深度化対応 | サワー環境(高H2S)、スイート環境(高CO2)の中間領域と塩化物含有に対する | 塩化物イオンに対する耐孔食性、全面腐食性としてMo,Cu,Ni複合添加、σ相抑制のCo、溶接性改善のN | ||||
| 素形材 | Vol38#1 | 10 | アルミニウム複合材ベルトコンベアローラ | リョービ | コークス運搬用コンベアローラの長寿命化、易メンテ | 鉄製から粒子分散単繊維アルミニウム合金基複合材へ | セラミック成形体にAl合金を溶浸、体積率30-35%にし耐摩耗性と耐食性を | ||||
| 素形材 | Vol38#1 | 12 | 磁性金属繊維を複合化した電磁調理器用アルミ鋳物鍋 | 広島アルミニウム工業 | 安全、クリーン、高効率の電磁調理 | 鉄や磁性ステンレスなど発熱体を接合し発熱しないアルミを高性能、低コストの鍋として使う | 金属繊維をプレス成形、直接溶湯鍛造法で鋳ぐるみ | ||||
| 素形材 | Vol38#1 | 15 | 水平式連続鋳造法による新冷媒対応ロータリー圧縮機用ローラー材 | 虹技 デンズバー事業部 | フロン対策対応技術 | 新冷媒HFCには塩素が含まれず摺動部に安定な塩化物保護膜が形成されない | 高硬度高強度のローラー材 | 水平式連続鋳造の特徴を生かした特殊化学成分の設定、熱処理技術の開発等 | |||
| 素形材 | Vol38#1 | 20 | 半溶融射出成形法によるマグネシウム成形品の生産 | 日本製鋼所研究開発本部 | 軽量、高比強度、電磁波シールド、リサイクル性でプラスチックの代替へ | ダイカスト法のため非効率 | プラスチックと同じ射出成形で精密成形、清潔安全な作業環境、金型寿命増 | プラスチック射出成形と金属ダイカストのハイブリッド、 | |||
| 素形材 | Vol38#1 | 25 | ダイカスト用崩壊性中子 | アイシン高丘 | 自動車部品の軽量化としてアルミ製品 | 生産性、寸法制度でダイカスト指向だが砂中子に高圧がかかる | 中子の強度増大 | アルミ溶湯の差し込み防止のため無機塗型剤塗布、骨材の特性の検討 | |||
| 素形材 | Vol38#1 | 33 | 高強度低コストコネクティングロッド | トヨタ自動車 第一材料技術部 | エンジンの高回転高出力、騒音削減 | 高強度化は被削性等生産性を劣化 | 硬さ同等で強度増のコンロッド | 破壊基点がフェライトであるとの知見を得、鍛造温度を200゚C上昇、V添加でフェライト相の優先強化 | コラム部断面積で24%の軽量化、4%のコスト削減 | ||
| 素形材 | Vol38#1 | 34 | 異形後方押し出し成形によるA/Tキャリア | トヨタ自動車 第五生技部 | 自動車部品製造エネルギーの削減 | 冷間鍛造によるネットシェイプ技術で機械加工削減、冷鍛工程のエネルギ削減 | 不等厚ハーフシャー技術で発生させたクラックを利用し次工程で打ち抜き | 機械加工削減、成形過重低減で17%の原価低減 | |||
| 素形材 | Vol38#1 | 36 | 新締結法を用いた低コストステアリング部品 | トヨタ自動車 第五生技部 | 人にやさしいステアリングのための構造改革 | SE(製品設計段階から設計・生技一体となった生産設計) | 圧入締結と六角形状空回り防止機能の組み合わせ、横形高速パーツフォーマーによるネットシェイプ冷鍛 | ||||
| 素形材 | Vol38#1 | 38 | ステンレス鋼板用脱膜型潤滑処理 | 住友金属工業 | 家庭用ステンレスのプレス成形保護フィルムの有毒ガス対策 | 外観保護と型かじり防止のビニールフィルム(30-50ミクロン)貼合は除去後有毒ガス | アルカリ脱膜できるアクリル系樹脂皮膜 | 型かじり機構の検討で1-2ミクロンでOK | ユーザー加工後のフィルム除去(手作業)、脱脂工程の削減、産業廃棄物低減 | ||
| 素形材 | Vol38#1 | 42 | 多機能複雑形状プーリー | 日立粉末冶金 | 環境に配慮した乗用車エンジンへの多機能要請 | 動力伝達機能だけでなくコンピュータ制御で多機能の要請 | 多機能の要請に答えうる複雑形状技術 | 粉末成形、密度コントロール | |||
| 素形材 | Vol38#1 | 43 | 超薄肉軽量カムシャフトプーリー | 日立粉末冶金 | 乗用車部品の軽量化 | 薄肉では粉末移動が不十分になる | 圧力負荷の均一化 | 18%の軽量化 | |||
| 素形材 | Vol38#1 | 44 | 環境汚染を配慮した高被削性焼結材料 | 日立粉末冶金 | 加工屑の環境汚染 | 焼結部品被削性改善のための添加物の環境汚染 | 環境上安全な快作成添加剤としてメタ珪酸マグネシウム系エンスタタイト | 焼結時の雰囲気や合金成分との反応のチェック | |||
| 素形材 | Vol38#1 | 46 | 高ヤング率鋼 | 豊田中央研究所材料1部 | 乗用車構造部品の小型軽量化 | 鋼のヤング率210GPaの限界 | 高ヤング率化合物を均一に複合化 | 鉄中(Cを含まない)で安定な高ヤング率物質TiB2、Fe-Cr-Tiのフェライト系マトリックス | 焼結鍛造で20%以上の軽量化 | ||
| 素形材 | Vol38#1 | 49 | エンジン用アルミシリンダーライナー | 住友電気工業焼結製品事業部 | 自動車の軽量化 | シリンダープロックはアルミ化できたがライナーには耐摩耗性、耐焼き付き性が必要で鋳鉄性 | 急冷凝固アルミ合金粉末・硬質粒子・潤滑成分を混合し熱間押し出し | Al-Siに5%Fe添加で耐熱性、アルミナ粒子を5%に押さえ鋳鉄と加工制度を合わせる、黒鉛を潤滑成分3%以下に | 鋳鉄ライナーのブロックに対し20%の軽量化 | ||
| 素形材 | Vol38#1 | 55 | 非調質高強度用Cr系低合金鋼粉 | 川崎製鉄 技術研究所 | 自動車部品の小型軽量化 | Niなどの合金成分で高強度化 | Cr系の低合金粉 | Cr-Mn-Mo系からMnを減じMoを最適化上部ベイナイト抑制しパーライト組織を、Vの析出強化利用 | 1000MPaの高強度,熱処理工程の省略化の可能性も | ||
| 素形材 | Vol38#1 | 59 | PPW肉盛二重管 | 大同特殊鋼 素形材事業部 | ゴミ焼却発電 | ボイラー管の耐食性480℃以上で塩からの腐食 | スーパーアロイを表面肉盛りした複合管 | 粉末プラズマ溶射 | 5年以上の使用に絶えられる | ||
| 素形材 | Vol38#1 | 61 | 省エネ性に優れたアルミ合金遠赤外線放射材料 | スカイアルミニウム 開発営業部 | 省エネ加熱源 | 設定温度までの立ち上がりのロス、大型複雑形状の困難 | 陽極酸化技術で板材を基材とした放射材 | Al-MnのAl6Mnの硫酸電解浴中での不溶性、皮膜中で黒色化 | 温蔵庫、床暖房、各種乾燥機、ロードヒーティングなどで実用 | ||
| 素形材 | Vol38#1 | 64 | アルミ缶新再生方法 | 日本鋳造 アルミ再生事業部 | リサイクル | 原料前処理での塗料、顔料の除去 | 培焼ではなく砂研磨技術を応用 | ||||
| 素形材 | Vol.37#1 | 2 | 薄肉シリンダヘッドカバー | ダイハツ工業 第一生産技術部材料生技室 | 軽量化による燃費向上 | ダイカスト製品の薄肉化 | 薄肉化に伴う湯廻り不良、割れ歪み不良 | 薄肉化にあったダイカスト管理 | 金型温度の制御、肉厚差からの凝固収縮差の押し出しピン追加等による緩和 | 23%の軽量化 | |
| 素形材 | Vol.37#1 | 3 | RV用ディファレンシャルキャリアの軽量化 | 自動車鋳物 | 自動車の軽量化 | デフキャリア | 個々の剛性試験主体では多大な工数 | アセンブリ状態での軽量化品の形状決定 | 鋳鉄(FC)からダクタイル鋳鉄(FCD)に変更 | 30%軽量化 | |
| 素形材 | Vol.37#1 | 4 | 大型ミッションケースの剛性向上と軽量化 | 自動車鋳物 | 排ガス、騒音 | ミッションケースの剛性アップと軽量化 | 高剛性と薄肉化 | 普通鋳鉄からバーミキュラー鋳鉄に | 16%の軽量化 | ||
| 素形材 | Vol.37#1 | 8 | 黒鉛晶出ハイススリーブロール | 虹枝 鉄鋼関連事業部 | 鉄鋼圧延設備の長寿命化 | 圧延ロールの鋳鉄からハイス系への転換 | ヒートクラック、割れ | 合金元素のバランス設計で黒鉛晶出させ焼き付きヒートクラック防止 | Cr,Vを低く、黒鉛化促進のSi,Ni増 | ||
| 素形材 | Vol.37#1 | 9 | 薄肉鋳鋼エキゾースト・マニホールド | 浅間技研工業 製品技術部 | 排ガス、低燃費化 | エキマニの薄肉軽量化 | 現在の球状黒鉛鋳鉄(FCD)では耐久性に材料的限界 | Cr-Si鋳鋼による耐酸化性向上、常温伸び確保で冷熱耐久性 | 材料設計、Sで加工性改善 | ||
| 素形材 | Vol.37#1 | 11 | 溶融亜鉛用耐食鋳鋼品 | 日本鋳造 技術研究所 | 大気環境の悪化 | 溶融亜鉛の合金化(Zn-55%Al)に合う耐食鋳鋼 | 従来のSUS316Lでは侵食が著しい | ステンレスの耐食性向上効果の窒素を含む高窒素含有耐食鋳鋼 | 侵食による合金相の形成 | ||
| 素形材 | Vol.37#1 | 17 | カーエアコンコンプレッサー用渦巻体 | 東京軽合金製作所 | フロン代替対応 | 冷却効率維持の高負荷 | 高強度、耐摩耗性、切削精度 | 中圧鋳造による低欠陥量産 | 介在物除去脱ガス、射出条件の最適化、総合的な管理技術 | ||
| 素形材 | Vol.37#1 | 19 | ダイカスト法によるV6アルミシリンダブロック | 日産自動車 いわき工場 | 石油資源消費抑制 | 鋳鉄からアルミシリンダブロックへ軽量化 | 圧肉、鋳鉄鋳ぐるみ大型部品のため充填不良、厚肉部内部欠陥、耐圧性、残留歪みなどの可能性 | 形状の見直し、鋳ぬき化による囲う工程の廃止 | CAE凝固解析、CTスキャナーによる内部巣評価、生産性評価チェックリスト | ||
| 素形材 | Vol.37#1 | 21 | マグネシウム合金の半溶融射出成形 | 日本製鋼所 研究開発本部 | リサイクル、電磁波障害 | 自動車、家電製品のプラスチック代替 | ダイカストからプラスチックと同様の射出成形へ | 固液共存状態(0-30%)での完全液相と同等の流動性を利用 | 耐熱性の高いシリンダスクリュー | シリンダ内部のみで溶融作業環境が清潔安全 | |
| 素形材 | Vol.37#1 | 29 | 廃砂および集塵ダストの有効資源化 | 自動車鋳物 技術センター | 廃棄物再利用 | 鋳造生型砂再生処理の集塵ダスト | 混錬造粒加熱し多孔質セラミック粒子化 | 加熱による有機物分解と亀裂の制御 | 水のろ過、浄化材 | ||
| 素形材 | Vol.37#1 | 31 | 凹みきず低減型高性能冷間圧延用ワークロール | 関東特殊製鋼 | 薄板化による減量 | 鉄鋼薄板冷延用ロール | ロール表面損傷 | 高硬度高深度化 | C,Cr,Moの増量、低周波誘導加熱焼入れ | ||
| 素形材 | Vol.37#1 | 36 | VVT用焼結ヘリカルギア | トヨタ自動車 | 低燃費、排気改善 | 燃焼制御システムの中核のヘリカルギア | 複雑形状、精度の確保 | SE(サイマルテイニアスエンジニアリング)でネットシェイプ焼結 | 圧縮中の粉末逆回転防止、密度分布の適正化 | ||
| 素形材 | Vol.37#1 | 37 | 高ヤング率鋼(粒子分散フェライト鋼) | 住友金属工業 総合技術研究所 未来技術研究所 | 部品の小型化、少量使用 | 機械構造用部品 | 鋼のヤング率206Gpaの限界 | メカニカルアロイイングで酸化物粒子分散鋼、押出しと再結晶熱処理で<111>を | <111>を高集積化させる再結晶条件と粒子分散状態、加工条件の関係 | ||
| 素形材 | Vol.37#1 | 50 | 異材溶接技術によるステンレス-鋳鉄複合エキゾーストマニホルド | アイシン高丘 | 自動車排気ガス | 排ガス温度上昇と低熱容量化へ対応するエキゾーストマニホルド | 鋳鉄性能の限界、ステンレスでは集合部形状の制約 | ステンレスと球状黒鉛鋳鉄の溶接 | 黒鉛の溶け込み防止、ワイヤNi量で熱膨張制御 | ||
| 素形材 | Vol.37#1 | 51 | 低歪造管法による高加工性エキゾーストマニホールド用ステンレス電縫鋼管 | 川崎製鉄 技術研究所 鋼管研究室 | 自動車軽量化、排気ガス | パイプ加工性が高く高温強度、耐酸化性に富むエキゾーストマニホールド | 狭いエンジンルーム内での曲げ、拡管などの加工性 | Chance-free Bulge Roll | |||
| 素形材 | Vol.37#1 | 54 | 抗菌転写箔 | 新東工業 | プラスチックリサイクル、抗菌 | プラスチック抗菌材 | 樹脂内部への練り込み、無駄、樹脂性能低下、リサイクルへの影響 | 転写箔剥離相に抗菌剤を | 安全性の高い抗菌剤の超微粒子化(1ミクロンの膜に入れる) | ||
| 素形材 | Vol.37#1 | 57 | 回転濾床式高濃度排水処理装置用濾材 | 虹技 生産技術本部技術開発部 | 排水処理 | 回転円盤生物膜法に適する濾材 | 濾材の脱落、破損 | サラン繊維、サランラテックス | |||
| 素形材 | Vol.36#1 | 2 | RAV4用鋳鉄製リヤサスペンションアーム | トヨタ自動車 第四生技部 | 自動車燃費 | サスペンションアーム | 鉄板プレスの溶接で複雑形状に対応のため薄肉化の限界 | 薄肉複雑形状鋳鉄サスアーム | 球状化黒鉛鋳鉄(FCD400)で強度確保、CAE凝固解析等に基づく設計 | ||
| 素形材 | Vol.36#1 | 4 | オーステナイト系耐熱鋳鋼製タービンハウジング | トヨタ自動車 第一材料技術部 | 自動車エンジン高効率化 | 排ガス温度1173Kの高温に耐える排気系 | 黒鉛球状鋳鉄では耐熱変形性、耐熱亀裂性、耐酸化性、フェライト系耐熱鋼では薄肉厚肉の組み合わせ部の耐熱変形性 | オーステナイト系耐熱鋼(25Cr-20Ni)をCr,Ni含有量低減で安価に | Cr,Ni,Mo等合金成分鋭気用の多変量解析からMo,Nを利用した高温耐力向上 | ||
| 素形材 | Vol.36#1 | 6 | EPC工法による自動車用駆動部品 | アイシン高丘 | 軽量化、燃費向上自動車部品 | 駆動部品ディファレンシャルケース(FCD500) | 鋳造法の軽量・高精度・複雑形状の限界 | EPC工法(消失模型鋳造法) | 発泡模型の消失気化ガスの排出法 | ||
| 素形材 | Vol.36#1 | 9 | アルミ鋳物製フロントクロスメンバ | 三菱自動車工業 乗用車開発本部材料技術部 | 軽量化、排ガス低減 | 乗用車シャシー用クロスメンバーの鋼板製プレス・溶接からアルミ一体鋳造化 | 大型鋳造部品では歪みや鋳造欠陥 | 低圧鋳造から重力鋳造で温度分布均一化 | |||
| 素形材 | Vol.36#1 | 14 | スクイズキャスト法による一体型クロスメンバーの量産化 | 広島アルミニウム工業 | 自動車の軽量化 | 溶接構造からアルミ鋳造で重量半減と部品点数削減 | 薄肉化、高い機械的性質が必要 | スクイズキャスト法 | 凝固解析 | 鋼板比10kg半減 | |
| 素形材 | Vol.36#1 | 47 | スーパーオレフィスバンパ | トヨタ自動車 第二材料技術部 | 軽量化、易リサイクル | バンパー | 耐衝撃性、低線膨張係数の特性保持のままの高性能化には限界 | 樹脂中にゴム粒子分散からゴム連続相に樹脂微結晶を | ナノオーダー分子レベルの精密制御化 | ||
| 素形材 | Vol.35#1 | 5 | ロストフォームキャスティング法による各種自動車部品 | 日本ゼネラルモーターズ | 乗用車軽量化 | エンジンアルミヘッド、ブロック | 精度の問題、コストの問題 | ロストフォームキャスティング | 10%の軽量化 | ||
| 素形材 | Vol.35#1 | 6 | 薄肉ステンレス鋳物自動車排気部品 | 大同特殊鋼 築地工場CLAS室 | 省エネルギー、排ガス | 排気系部品 | 熱疲労特性、薄肉 | フェライト系ステンレスの開発 | SUS430LXに添加、米ヒッチナー社の減圧吸引鋳造法 | ||
| 素形材 | Vol.35#1 | 10 | オーステナイト系耐熱鋳鋼製排気系部品 | 日立金属 自動車機器事業部 | 排ガス | 排気系部品の熱容量低減 | 薄肉コンパクト化技術、1000℃対応、オーステナイト系では熱膨張大で熱歪み | オーステナイト系の熱疲労による亀裂の克服 | 低温から高温にいたる実用温度域の強度を高める合金設計 | ||
| 素形材 | Vol.35#1 | 12 | 機械構造部品用高制振性鋳造材料 | 日本鋳造 技術開発センター技術研究所 | 振動、騒音 | ねずみ鋳鉄以上の制振性で機械的性質が普通鋳鋼と同等 | 機械的性質、溶接性と制振特性の兼ね合い | 強磁性型Fe-Si-Alに組成検討、添加 | |||
| 素形材 | Vol.35#1 | 18 | 粒子分散アルミ合金による鉄道用鋳造ブレーキディスク | 栗本鉄鋼所素形材技術センター、曙ブレーキ中央技術研究所 | 軽量化 | ブレーキディスク | SiC分散(20Vol%)Al-Si合金複合材料 | 耐摩耗性と熱伝導率 | |||
| 素形材 | Vol.35#1 | 37 | 黒鉛粒添加による自己潤滑型アルミニウム合金 | 川崎重工業 明石技術研究所 | 軽量化 | アルミニウム合金 | 表面硬度が鉄に劣り硬化法も無いため摺動部耐摩耗性の問題 | 固体潤滑材の複合 | SiCウイスカと固体潤滑材で溶湯鍛造のぷリフォーム形成 | ||
| 素形材 | Vol.35#1 | 40 | ベベルギアの揺動鍛造技術 | いすず自動車 粗型材工場技術部 | 職場環境 | 精密鍛造 | 表面潤滑に燐酸亜鉛皮膜処理や二硫化モリブデン被覆 | 固体による被覆法の採用 | |||
| 素形材 | Vol.35#1 | 42 | アルミニウム合金製エンジンフード | トヨタ自動車 | 自動車ボディーの軽量化 | 鋼板との同時塗装前処理 | アルミニウム材の耐糸錆性能が劣る | アルミニウム合金板の表面に亜鉛メッキ | 燐酸浴中で活性な亜鉛が短時間で緻密な燐酸亜鉛皮膜 | ||
| 素形材 | Vol.35#1 | 43 | 燃焼圧センサ用ダイヤフラムの塑性加工技術 | トヨタ自動車 生技開発部 | 燃費改善 | センサ用ダイヤフラム | 耐熱、耐食、ばね性が要求、析出硬化型ステンレス熱処理硬化品となり切削加工困難 | 板金プレス加工で成形 | 成形潤滑油選択と温度調整、しごき加工を二回に分割、逆しごき加工の導入、加工度をあげて熱処理歪みの低減 | 90%以上のコスト低減 | |
| 素形材 | Vol.35#1 | 49 | ディーゼルエンジン用バルブシート | 三菱マテリアル 新潟製作所 | 排ガス | 熱的、機械的負荷に耐えるバルブシート | 硬質粒子分散強化型焼結材では高価 | 基地強化型合金へ、Coフリー化、Pbを入れて自己潤滑 | マルテンサイト主体の基地に炭化物と鉛分散組織 | ||
| 素形材 | Vol.35#1 | 54 | 窒化珪素製フィードローラー | 住友電気工業 | 軽量化、寿命向上 | 部品製造用冷間鍛造機被加工線材送りローラ | 鋼製では重量が重い、多品種製造のための頻繁な交換の作業性 | アルミ合金外周に高強度窒化珪素 | 均一造形プロセスコントロール、焼結雰囲気制御による結晶粒制御 | 重量半減、寿命10倍 | |
| 素形材 | Vol.35#1 | 55 | アルミ溶湯用セラミックス部品 | クボタ 素形材事業本部 新素材開発部 | アルミのリサイクル | アルミダイキャスト用セラミック部品 | 耐アルミ侵食性 | 窒化珪素セラミクス、チタン合金とセラミクス粒子のメタルセラミクス複合材 | 焼結助剤、HIPプロセス | ||
| 素形材 | Vol.34#1 | 5 | 消失模型鋳造法によるAl複合材ディスクロータ | 自動車鋳物 技術センター | 軽量化 | ブレーキディスク | 摺動・摩擦特性・耐摩耗性で鋳鉄系だったが重過ぎる | アルミ合金基複合材料 | シリコンカーバイド20vol%分散アルミを消失模型鋳造法(発泡ビーズEPS48倍)で | ||
| 素形材 | Vol.34#1 | 11 | 新LPD法による軽量化アルミホイール | 日立金属 自動車機器事業部 | 軽量化 | アルミホイール | 材料特性の向上、湯流れ改善 | 酸化物、ミクロポロシティ低減、酸化皮膜低減による流動性向上 | Arガス吹き込み低圧鋳造法で酸素の影響除去 | 引っ張り、伸びが1.5-2倍、疲れ寿命10倍、薄肉化 | |
| 素形材 | Vol.34#1 | 27 | 薄肉球状黒鉛鋳鉄製造用添加剤 | 日下レアメタル研究所 | 軽量化 | 鋳鉄の薄肉化 | 球状黒鉛鋳鉄の薄肉化の限界 | 鋳放し状態でフェライト基地の材料を得る添加剤 | Fe-Si-Mg球状化処理剤とともにBi+Sb添加剤 | 最少肉圧2mmも可能 | |
| 住友金属 | Vol.46#2 | 99 | ごみ発電ボイラ用高耐食材料HR11N | 住友金属工業 鉄鋼技研 | 大塚伸夫ほか | ゴミ処理 | ゴミ発電ボイラの電熱管 | 燃焼スラグ中の低融点化合物Pb,Znの硫酸塩と塩化物の影響 | Cr量をおおくする | Moの最適化とN添加 | |
| ケミカルエンジニアリング | Vol.38#12 | 1009 | 炭化珪素繊維の複合材料への影響 | 神奈川県工試 | 愛恭輔 | 軽量化 | アルミニウム複合材 | SiCPCプリフォームワイヤ溶湯鍛造 | |||
| Wire Technol Int | Vol.23#1 | 36 | 高性能導電合金 | Fisk Alloy Wire Inc. | Fisk,S.J. | 毒性 | 導電合金 | カドミウム鋼、クロム鋼、ベリリウム鋼では特性はいいが毒性に問題 | ジルコニウム分散Percom11,鉄リンのPercom17 | ||
| DVS Ber | Vol.166 | 50 | 新しい低融点ろう材 | Weise,W | 毒性 | ろう材B-Ag40ZnCdCu代替 | Cdの発癌性、AgCuZnSnでは40℃高い | AgCuZnSnGa系 | |||
| JOM | Vol.46#10(1994) | 10 | ビスマス:やさしい金属 | Jan H. Reimers and Assoc. | Hoffmann,J.E. | 毒性 | |||||
| Surface control & 洗浄設計 | No.64(1994) | 70 | カドミウムメッキ代替としての亜鉛ニッケルメッキ | 間宮富士雄 | 毒性 | カドミウムの毒性 | Zn-Ni合金メッキ | 解説 | |||
| Electron Pack Prod | Vol.34#12(1994) | 32 | エレクトロニクスのための鉛なしハンダの評価 | Steen,H | 毒性 | ハンダ | 錫ベース、Sn-Ag,Sn-Cu,Sn-Bi | 不純物混入による機械的性質の低下 | 紹介 | ||
| J Electron Mater | Vol.23#8 | 715 | 新しい無鉛ハンダ合金の機械的性質の改善 | ATT&Bell | Mccormack,M | 毒性 | ハンダ | Sn-8Zn-5In,Sn-3.5Ag-1Zn+Cu | |||
| J Electron Mater | Vol.23#8 | 709 | 無鉛電子ハンダの研究 | Cookson Group plc. | Wood,E.P. | 毒性 | ハンダ | ビスマス含有、アンチモン含有 | |||
| Plat surface finishing | Vol.81#4(1994) | 36 | カドミウムメッキの代替コーティングとしてのアルカリ性Zn-Ni及び酸性Zn-Niメッキの比較 | West Palm Beach,FL | Bates,J.A. | 毒性 | カドミメッキ | ||||
| Proc AESF Annu Tech Conf | Vol.80thNo.SessQ | 689 | 電子部品の錫−鉛メッキ除去のための可能性 | Langan,J.P. | 毒性 | 電子部品接合部のメッキ | 鉛の毒性、錫のホイスカ生成と変態 | 鉛をビスマス、銅、亜鉛に | |||
| Mach Des | Vol.68#4(1996) | 42 | ポルシェは超軽量鋼板製ボディへの努力を次の取り組みとしている | Porsche | Blau,J.R | 軽量化、リサイクル | 自動車 | リサイクル容易な鋼を | |||
| RRR | Vol.53#3(1996) | 33 | 地球環境にやさしい鉄道用材料を目指して | 鉄道総合技術研 | 桐村勝也 | 鉄道車両 | カーボン系すり板、高速車輌用鋳鉄性輪子、軽量アルミディスク | ||||
| 軽金属学会1996大会 | Vol.91st | 355 | 6061アルミニウム合金の組織および諸性質に及ぼすMn及びZrの影響 | 長岡技大 | 大野猛 | リサイクル | アルミリサイクル | Fe不純物の無害化 | Mn,Zrを0.6%添加 | 伸びは勝れる | |
| Stahl Eisen | Vol.116#11(1996) | 99 | 鋼製品の環境保全の未来に向けたプロジェクト | Thyssen Stahl AG,VDEh | Philipp,J.A | リサイクル、環境保護 | |||||
| 軽金属 | Vol.46#11(1996) | 597 | 不純物を含む7050アルミニウム合金のRRA処理による強度回復 | 大阪府大 | 大西忠一 | リサイクル | アルミリサイクル | Fe,Si不純物 | Retrogression and Re-Aging処理 | Fe+Si1%程度はOk | |
| 軽金属 | Vol.46#11(1996) | 576 | 6061アルミニウム合金の組織および諸特性に及ぼす残留カルシウムの影響 | 長岡技大、神戸製鋼所 | 根村亮善 | リサイクル | |||||
| 軽金属 | Vol.46#11(1996) | 564 | 6061アルミニウム合金の組織および諸特性に及ぼす残留バナジウムの影響 | 長岡技大、神戸製鋼所 | 根村亮善 | リサイクル | |||||
| 自動車用アルミ表面処理研究会誌 | Vol.1996#3 | 2 | 自動車用スペースフレームの開発 | 日本軽金属 | 杉山敬一 | リサイクル | 6000系 | 精密加工技術 | |||
| 川鉄21世紀財団事業報告書 | Vol.1995 | 54 | 高濃度不純物含有鉄の粒界脆化と加工性の改善 | 大阪大 | 馬越祐吉 | リサイクル | 鉄鋼 | Cuの粒界脆化 | Crでランダム粒界を抑制、CrがCuに入る | 脆化は粒界構造に依存 | |
| Proc Int Mages Assoc | Vol.53rd(1996) | 1 | オーディオビジュアルコンピュータ装置へのダイカストマグネシウムの適用 | ソニー | Ohshima,E | リサイクル | プラスチック代替 | 耐食性、剛性、性形成でMgを |