NIMSの企業との連携に関する取り組みについて

2021.06.23 更新

NIMSでは、共同研究や技術相談、受託研究など企業や他機関との連携の窓口を設けることで、NIMSの研究成果や技術を社会に還元するように努めています。

使われてこそ材料

NIMSでは「使われてこそ材料」の理念の具現化を目標に、独創性の高い基礎研究に基づくNIMSの技術を産業界へ橋渡しする活動を行っています。
そのため、ニーズとシーズをマッチングさせる「情報循環の場」、NIMSの技術を産業界とともに発展させる「共同研究の場」を設定し、特許ライセンスや技術コンサルティング、共同研究などを通して実用化に向けた取り組みを行っています。

企業連携のガイドライン

原則として、“日本企業と外国企業を区別せず、グローバル企業との連携を図る”こととしています。
しかし、NIMSの研究活動は主に運営費交付金 (税金) で支えられており、またNIMSは日本国内における物質・材料研究を行う公的機関との位置付けがあるため、下記の様なガイドラインを設けています。
  • 原則、日本国内での事業実態 (売上、雇用等) があり、日本で税金の納付に寄与している企業との連携を行う。
  • 原則、研究成果の普及とその活用の促進を目的とし、日本経済・産業の発展に貢献できる企業との連携を行う。

企業との連携形態

NIMSでは企業連携の形態として、共同研究の他、技術指導、サンプル貸与、装置利用といった各種連携プログラムを持っております。また、NIMSの保有する特許・ノウハウのライセンシングについても、企業様のご要望をお聞きしながら、適切な方法を提案させていただいています。



   NIMSとの連携にご関心いただけましたら、以下の企業様向け総合受付サイトよりお問い合わせください。

https://technology-transfer.nims.go.jp/