材料のフォト・ストーリー「サイアロン蛍光体」
一見、いろいろな色のついた粉が無造作に並べられているだけ。しかし、これに紫外線を当てると…
まるで、宝石のように光ります。NIMSの研究から生まれた「サイアロン蛍光体」のほんとうの姿です。
サイアロン蛍光体を手のひらにのせて。モデルになったのは、ポーランド人の学生、アグニエシュカ・ジェリンスカさん。博士課程の研究のため、2012年からNIMSに滞在しています。
このサイアロン蛍光体によって、LEDのテレビや照明で、格段にキレイな色が出せるようになりました。
いま、わたしたちが目にする光の多くは、サイアロン蛍光体に彩られているのです。