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■無機生体材料グループ
研究内容
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共同研究先
■研究内容

 現在、損傷した組織を再生させるための“再生医療”が世界中で研究されています。再生医療を実現するためには、細胞の増殖・分化・誘導を制御する足場材料(生体材料)の開発が不可欠です。そのために、生体となじみやすいリン酸カルシウム・たんぱく質などを用いて、ナノ〜ミクロ形態を制御した足場材料を開発しています。

細胞は、材料の物理化学的性質を認識して増殖・分化・誘導されると考えられます。我々は、それらの性質の中で従来の生体材料開発で欠けていたナノ形態の制御技術を元に、生体機能や薬剤徐放機能を制御することのできるナノ〜ミクロ構造を持った生体材料を開発しています。ナノ〜ミクロ形態を制御することにより、例えば図に示す人工骨材料のように、細胞によって骨と認識されて代謝に取込まれるような、細胞機能の発現が可能な足場材料が実現できます。


◆組織再生材料の例
アパタイトとコラーゲンが自己組織化してできた複合人工骨材料。骨の代謝に取り込まれます。
骨再生材料を犬の脚(2cmの欠損)に移植した手術直後のレントゲン写真(左)。12週後に骨はほぼ完全に治癒します(右)。
骨類似アパタイト/コラーゲン複合体(HAp/Col)からできた紙状のシート。骨補填材料や細胞の足場材料としての応用が期待されます。
骨類似アパタイト/コラーゲン複合体(HAp/Col)の上では、細胞培養用ポリスチレン(Control)の上と比べて、骨芽細胞活性が1.4倍になります。
高圧技術を利用して作製した水酸アパタイトの透明緻密焼結体。
一方向に配向した多孔構造を有する水酸アパタイトセラミックス。自然を模倣した手法で造られており、細胞や血管の侵入性に優れています。
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独立行政法人 物質・材料研究機構 生体材料センター