ヘリウム液化施設
ヘリウム液化システムは、1976年の金材研時に、CTi社ヘリウム液化機(50L/h)が導入され、17.5T超伝導マグネット冷凍と運転用液体ヘリウム供給設備としてスタートしました。
1988年にSULZERのTCF200液化機システム(250L/h)に更新した後、1995年に桜地区に移設されました。この液化機は、2006年の更新までに120,000L/年の液体ヘリウムを超伝導マグネットの冷却と測定に供給しました。
現在は、2006年に導入されたLinde社LC280液化機システムが稼働しています。冷凍能力は4.4Kで450W、液化速度に換算すると190L/hになります。
ヘリウム液化システム | 処理能力 | ||
ヘリウム液化機 | Linde LC280 : 170L/h (99 vol%He) | ヘリウム液化機 | 3360 Nm3/day |
ヘリウム貯蔵 | 5000 L | 回収用圧縮機 | 3655 Nm3/day |
液化用圧縮機 | KAESER FS440 : 0.99 MPa | ||
回収用圧縮機 | Burckhardt C5U214.4GEX : 14.7 MPa | 貯蔵能力 | |
回収ガスバッグ | 80m3 | カードル | 4083.2 m3 |