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各グループの説明

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伝熱制御材料グループ

徐 一斌
(物質・材料研究機構)

日本における一次供給エネルギーの内で有効利用されているのは約1/3で、残りの約2/3は熱として排出されている。このため、熱エネルギーの有効利用は、深刻化するエネルギー問題の解決の鍵であり、伝熱制御材料と熱電材料は、それを実現するための基盤である。高熱伝導率を有する放熱材料は、LEDやパワーデバイスなどの長寿命化、高効率化等に資するところが大きく、低熱伝導材料は、例えばエンジンの冷却損失を低減させ、熱効率の向上に寄与する。一方、排熱や再生可能熱エネルギー(太陽熱など)を利用して発電できれば、省エネ化への多大な貢献が実現できる。本グループは、実験、理論、計算、データ科学の手法を融合させることにより、高機能伝熱制御材料およびユビキタス元素系熱電変換材料の探索・開発を行う。本グループの研究開発テーマは、下記の通りである:
・極高熱伝導率を有する放熱材料
・極低熱伝導率を有する断熱薄膜
・ユビキタス元素系熱電材料

研究紹介(2020年2月 MI2I最終報告会資料)

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