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片山英樹 (構造材料研究拠点 副拠点長) が「2022年腐食防食学会 学術功労賞」を受賞

2022.06.20
 

片山英樹 (構造材料研究拠点 副拠点長)は、大気環境下における鉄鋼材料の耐食性評価に関する研究に関し、腐食教育などに献身的な努力をし、工学・学術の発展に幅広く貢献をしたものと認められ、2022年5月26日に、腐食防食学会 学術功労賞を受賞しました。

【業績】
受賞者は、一貫して大気環境下における鉄鋼材料の耐食性評価に関する研究に従事し、多大な功績をあげた。大気暴露試験および大気腐食モニタリング研究から、大気腐食では結露時の腐食挙動が重要であることを見いだし、試験片表面近傍の気温と相対湿度、試験片の温度の時間変化を再現することで、実験的に鉄鋼材料の大気腐食シミュレ一ションに成功した。また、最近では機械学習を活用して環境デ一タから 大気環境における鉄鋼材料の腐食を予測する技術を開発し、さらに地域レベルから構造物レベルでの腐食予測にも意欲的に取り組んでいる。これらの成果は、鉄鋼材料の大気腐食研究において、工学・学術の発展に幅広く貢献する。




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