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譯田真人主任研究員(構造材料研究拠点 積層スマート材料グループ)が日本金属学会論文賞を受賞

2017.09.15
譯田真人主任研究員(構造材料研究拠点 積層スマート材料グループ)が日本金属学会論文賞(力学特性部門)を受賞しました。
以下は詳細な業績の紹介となります。

本論文賞は「“原子論に基づく鉄合金のマクロ降伏強度予測のための理論モデルの構築”
新里秀平、譯田真人、尾方成信、日本金属学会誌 第80巻3号 (2016)197-205」に
対して、共著者である新里秀平氏(大阪大学)、尾方成信氏(大阪大学)とともに授与されたものです。
この論文は、原子論から得られた鉄中のらせん転位と固溶Siの相互作用から転位ダイナミクスをモデル化することで、Fe-Si合金の有限温度でのマクロな降伏強度を評価する理論モデルを構築したものであり、金属材料の巨視的な力学特性を原子論から予測する枠組みを提示するものとなります。
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