ニュース

ニュース

北嶋具教主任研究員 (構造材料研究拠点 耐熱材料設計グループ)がICMMT 2017でExcellent Oral Presentation Awardを受賞

2017.05.15
北嶋具教主任研究員(耐熱材料設計グループ)は5月5日、2017 8th International Conference on Material and Manufacturing Technology (ICMMT 2017)でExcellent Oral Presentation Awardを受賞しました。

以下は詳細な業績の紹介となります。
講演のタイトルは「Prediction of the Creep and Tensile Properties of Near-α Titanium Alloys」、著者はT. Kitashima, M. Hagiwara, R. Sahara, S.K. Bhattacharya, S. Iwasakiです。
同氏はこれまで独自の耐熱チタン合金(TKT合金)の開発を行ってきました。これらの合金はミクロ組織形態の影響を受け、また、5~7元素が添加された複雑な多元系合金です。耐熱チタン合金は高温でクリープ強度が求められるものの、組織制御や元素添加による強化によって延性(特に室温延性)の低下が問題となります。これまで開発してきた独自合金の実験データを基にクリープ特性と引張特性を予測する式を構築し、この成果について発表しました。
ページトップ