ニュース

ニュース

早川正夫グループリーダー(構造材料研究拠点)が日本ばね学会論文賞を受賞

2016.12.20
早川正夫グループリーダー(構造材料研究拠点/材料信頼性分野/疲労特性グループ)が11月4日、日本ばね学会論文賞を受賞されました。

以下は、詳細な業績の紹介となります。
受賞論文「引張強度2GPa級のバナジウム添加ばね鋼の水素割れ感受性の評価」は、日本ばね学会「ばねの遅れ破壊に関する研究委員会(I)(委員長:松山晋作先生)の成果の一部をオリジナル論文としてまとめ、「鉄と鋼Vol.101 (2015) 33-39.」に掲載されたものです。(ばねに関する論文は全て受賞対象)

著者は早川正夫(NIMS)、水野浩行(愛知製鋼㈱)、鈴木健(日本発条㈱)、杉本淳(愛知製鋼㈱)、本庄稔(JFEスチール)、大石裕之(三菱製鋼㈱)、榊原和利(㈱東郷製作所)、伊藤秀和(中央発條㈱)、近藤覚(㈱東郷製作所)、松山晋作(元鉄道総研)の総勢10名で、素材・ばねメーカによるオールジャパンで取組んだ成果と言えます。
また、委員会II期(2015年度開始、委員長:萩原行人先生)を立上げるために主要なカーメーカーをご訪問した際に紹介した論文でもありました。「ばねの遅れ破壊試験法の確立」への道のりは遠いですが、カーメーカー、ばね・素材メーカーのオールジャパンによる「ばねの遅れ破壊試験法の標準化」が達成されることを大いに期待しております。
ページトップ