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御手洗容子(構造材料拠点副拠点長)が「平成27年度 第3回 湯浅年子賞」金賞を受賞

2016.02.18
平成27年度の「お茶ノ水大学賞 第3回 湯浅年子賞」について、湯浅年子賞選考委員会(委員長;お茶の水女子大学理学部長 吉田裕亮氏)にて慎重な審議が行われた結果、御手洗容子GL(構造材料拠点副拠点長)が、業績「高温構造材料に関する基礎研究及び女性研究者支援に対する貢献」として「金賞」候補者に推薦され、見事に受賞をされました。

お茶の水女子大学賞 湯浅年子賞
以下は、詳細な推薦、業績の紹介になります。

業績「高温構造材料に関する基礎研究及び女性研究者支援に対する貢献」

御手洗氏は、高温構造材料に関する基礎研究で多くの顕著な研究業績をあげている。特に、イリジウムの超高温域において優れた高温強度を示す高融点超合金の開発、高温で高強度かつ耐酸化特性に優れたチタン合金の開発、白金族金属とチタンを用いた高温形状記憶合金の開発などにおいて多くの特許を取得する等、同氏の研究業績は国内外で高く評価されている。
また、御手洗氏は金属学会男女共同参画委員会幹事ならびに委員長を歴任し、加えて科学技術振興調整費「女性研究者支援モデル育成」を男女共同参画チーム長として推進し、また、戦略的イノベーション創造プログラムでは17の機関が参加する研究テーマの研究代表者である。さらに同氏は研究チーム長として研究推進のためのリーダーシップ能力を発揮し、自らの研究の大成と共に、後進の女性研究者育成に努めている点も高く評価される。
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