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土木研究所 魚本健人理事長ご一行 物質・材料研究機構構の見学会に来訪

2015.09.30
一層の連携に向けて握手を交わす両理事長 [魚本健人理事長(右)と潮田資勝理事長(左)] 
9月10日(木)に、土木研究所の魚本健人理事長を始めとする、研究者ならびにスタッフご一行(総勢14名)が、物質・材料研究機構の見学会のために来訪されました。これは7月に同研究所の野口宏一理事がお越しになられた際のご要望を双方で具体化したものです。
当機構の潮田資勝理事長からの挨拶と機構の概要説明の後、あいにくの雨にもかかわらず、先進構造材料研究棟の構造材料用電子顕微鏡群を皮切りに、制震ダンパー材、クリープデータシートプロジェクト、コンクリート内部環境モニタリングならびにCFRPといった、様々な開発成果や特定の設備、測定機器を、土谷浩一副拠点長の先導で見学されました。
同行された土木研究所の森川朋胤総務課長を通じて、見学会へ参加された皆様から、次のようなご意見やご感想を頂きました。

・研究内容としては土木と近いところもあり、親しみを持てるものが多い一方で、材料強度、ナノスケールといった分野での先端技術について教えていただき、大変勉強になった。
・約500基のクリープ試験機を目の当たりにし、研究施設規模の大きさに感嘆した。
・自分たちの研究を知ってもらう努力(ロビーの展示や廊下のパネル展示など)をしており、説明も判りやすかった。
・NIMSが開発した材料を土研と共同でNETIS登録するなど仕組みの活用を工夫することで、 社会資本整備で採用できる技術が沢山あると感じた。

当拠点の研究成果の土木分野への展開を目指して、土木研究所との連携を一層深めて行きます。
NIMSの概要説明
先進構造材料研究棟にて
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