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セラミックス系材料研究会2021開催報告

2021年12月23日(木)に物質・材料研究機構 千現地区 先進構造材料研究棟513-514室において、拠点主催セミナー セラミックス系材料研究会2021を開催しました。

本研究会は、セラミックス基複合材料グループ、構造用非酸化物セラミックスグループ共同で、両グループの研究と共同研究の成果を発表し、議論する場とすることを趣旨とし、両グループの成果及び両グループの共同研究の成果を発表しました。

同志社大学とは、昨年度まで15年以上にわたり共同研究契約に基づく共同研究、連携拠点推進制度による協働研究が行われ、今回、廣田健名誉教授に「ホウ化ジルコニウム系コンポジットの高温機械的特性」と題して、最近の成果について発表いただきました。東京都市大学とは今年度から連携拠点推進制度による協働研究が開始し、丸山恵史准教授に「多元系金属ホウ化物の焼結と機械的特性」、桃沢愛准教授に「TiB2型複合ホウ化物の焼結と微細組織」と題して研究の現状報告と今後の研究について発表をいただきました。東京理科大学とは本年度より共同研究契約に基づく研究が始まり、井上遼講師に「セラミックス系複合材料の信頼性保証に向けた要素技術の開発」、新井優太郎助教に「次世代耐熱材料としてのハイエントロピーセラミックス及び複合材料」と題して、研究の現状報告をいただき、今後の研究の方向も示していただきました。実際に研究に携わる両大学の学生も聴講し、自身の研究に関連する研究成果に触れ、興味を持ってもらえたようで、今後の共同研究の進展が期待されます。

久々の対面による研究会のためか、議論が活発で、オンサイト開催の重要性を感じました。今回は、両グループの活動を機構内、拠点内で認知してもらうことを意図しての開催でしたが、両グループに関わる研究者が集まることで、交流の輪が拡がったことも大きな収穫でした。

渡邊分野長の開会挨拶
感染防止対策をして対面による開催
年末のご多忙中の参加に感謝
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