イベント

イベント

友田陽先生 特別講演会(構造材ゼミ002)

2014.12.12 10:00

趣旨

構造材料の組織解析手法として、中性子線活用が急速に進んでいます。中性子線活用の利点の一つは、その高い透過能によってバルク状態の内部を非破壊的に観察・解析できる点です。最近では、J-PARCなどの大型施設を活用した動的観察も可能になってきており、更なる応用展開が期待されています。
本講演会では、この分野を長年にわたって先導しておられる茨城大学の友田陽先生にレビュー講演を行っていただきます。なお、友田先生は平成26年10月1日付けでNIMS招聘研究員に着任されました。本講演会は、その記念として開催するものです。
事前申し込みは必要ありませんので、お気軽にお越し下さい。

プログラム

1.日時
平成26年12月12日(金) 10:00~12:00

2.場所
独立行政法人 物質・材料研究機構 千現地区第2会議室

3.講演(日本語)
「中性子回折による鉄鋼材料の弾塑性変形挙動の研究」(仮)
友田 陽 氏
(茨城大学 大学院理工学研究科 特任教授)
(元素戦略材料センター 構造材料ユニット NIMS招聘研究員)

報告

茨城大学の友田陽先生をお招きし、特別講演会を開催いたしました。中性子線を活用した鉄鋼材料の組織・力学解析について、特に回折を利用した複相組織材料における変形中の相応力分配や多結晶材料の不均一ひずみを実測した例からマクロ力学挙動の発現機構について、最新の研究成果をご紹介いただきました。友田先生は、平成26年10月よりNIMS招聘研究員として当拠点の活動にご協力いただいております。今後も、適宜講演会を開催いたしますのでご期待ください。
ページトップ