拠点について

解析・評価分野

分野長ご挨拶

片山 英樹
 片山 英樹

インフラ構造物の高経年劣化は年々深刻になっており、効率的な維持管理と計画的な補修・補強が必要な状況です。一方で材料とともに使用環境も多様化しつつあり、本拠点の重要なミッションの一つである安全・安心な社会の構築のためには、使用環境・条件と材料特性との関係を明らかにすることが必要で、解析・評価技術の役割は今後、ますます大きくなるといえます。解析・評価分野では、構造材料の劣化の原因となるクリープや疲労、破壊、腐食などの特性評価技術の開発やそのメカニズム解明に関する研究を進めるとともに、ナノスケールでの組織解析技術や特性解析技術の開発、ナノ解析からマクロ特性を予測するシミュレーション技術の高度化を推進します。さらに、分野間の連携やグループ間の連携の強化により材料の創製や構造体化に大きく寄与し、構造材料分野における日本の産業競争力の強化に貢献することを目指します。(2018.04.01)

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