第5回 電池材料解析ワークショップ
物質・材料研究機構(NIMS)ナノ材料科学環境拠点(GREEN)は、下記の要領にて第5回電池材料解析ワークショップを開催します。蓄電池基盤プラットフォームがNIMSを中心機関として運用を開始して4年が経過しましたが、今回のワークショップでは、宇恵誠NIMS特別専門職(元サムスンSDI常務)による特別講演のほか、NIMS蓄電池基盤PFの特徴ある評価装置を利用した、ユーザーの方々からの成果報告を実施いたします。
また、このうちの幾つかの手法については翌日に、実習を交えた解析講座の開催も企画しております。これらの場を利用して材料開発者と分析技術者が議論することで、電池材料の分析技術・解析技術の高度化を目指します。ワークショップまたは解析講座のどちらかだけのご参加も歓迎いたします。この分野にご関心のある方の、積極的なご参加をお願いいたします。
開催概要
開催日時 ①ワークショップ:2018年11月8日(木)13:00-17:15
(終了後にポスターセッションとともに懇親会を開催)
②解析講座 :2018年11月9日(金)10:00-15:30
会 場: NIMS並木地区 NanoGREEN/WPI-MANA棟 オーディトリアム
参加費 : 無料(懇親会費:3,000円)
主 催 : 国立研究開発法人 物質・材料研究機構 ナノ材料科学環境拠点(GREEN)
国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST) 未来創造研究開発推進部
戦略的創造研究推進事業 先端的低炭素化技術開発 特別重点技術領域
次世代蓄電池(ALCA-SPRING)
参加登録
事前登録を締め切りました。
参加ご希望の際は、当日、ワークショップ当日受付まで、直接お越しください。
プログラム
①ワークショップ(11/8)13:00-17:15
13:00-13:05 | 開催にあたって | 魚崎 浩平 | PF実施責任者/ ALCA-SPRING PO/ GREEN拠点長 |
13:05-13:15 | 産総研PF進捗報告 | 田中 秀明 | 産総研関西センター |
13:15-13:25 | 早稲田大PF進捗報告 | 横島 時彦 | 早稲田大学 |
13:25-13:40 | NIMS PF進捗概要 | 山口 祥司 | NIMS PF長 |
13:40-14:40 | 特別講演 「リチウムイオン電池の現状と解析技術による性能向上」 | 宇恵 誠 | NIMS特別専門職/元サムスンSDI常務 |
14:40-15:10 | コーヒーブレイク | ||
15:10-15:35 | パルス磁場勾配NMR事例報告 | 齋藤 守弘 | 東京農工大学 |
15:35-16:00 | プラットフォーム装置を利用したLi金属の研究の紹介 | 西川 慶 | NIMS GREEN 金属負極グループ |
16:00-16:25 | Li-空気二次電池正極反応生成物のその場分析 | 冨田 健太郎 | NIMS/マクセル エナジー事業本部 新事業推進本部 開発部 |
16:25-16:50 | 電解液の違いがリチウム二次電池用Si負極の反応挙動におよぼす影響 | 道見 康弘/薄井 洋行/坂口 裕樹 | 鳥取大学 |
16:50-17:15 | 燃料電池およびリチウム-空気二次電池電極の細孔構造と電気化学特性について | 竹口 竜弥/万代 俊彦 | 岩手大学 |
17:15-19:00 | ポスターセッション&懇親会 |
②解析講座(11/9)10:00-15:30
最新鋭機器による電池関連材料の分析技術に関心のある方、分析データの業務活用を考えておられる方などを対象とし、初心者の参加も歓迎します。各コースに分かれて講義と実習(デモンストレーション)を行います。
Aコース:XPS ※Aコースは、募集を締め切りました。
Bコース:FIB
(各コースとも5名までとします)
10:00-15:30 解析講座 各5名程度 (昼食休憩あり) | ・Aコース XPS(担当:成田 あゆみ) ・Bコース FIB(担当:篠田 啓介) |
※プログラムは、予告なく変更する場合があります。