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研究活動

微量元素添加型 Nd-Fe-B 磁石の電子状態計算による考察

第1回ポスト「京」重点課題(7)研究会「次世代の産業を支える新機能デバイス・高性能材料の創成」

2016年7月21日(木)
(2016.07.21 更新)

立津 慶幸,常行 真司,合田 義弘

概要

本研究では、材料組織界面近傍のCuがNd-Fe-B焼結磁石の保磁力を向上させるという実験に着目し、第一原理計算を用いた保磁力向上機構の解明を目指した。実験的に界面での存在が確認されているNd4O副相と、Nd2Fe14B主相がなす界面構造にCu原子を添加したいくつかの界面モデル構造に対し第一原理計算を進め、電子状態及び磁気状態の解析を試みた。第一原理計算プログラムとして、擬原子基底を用いたOpenMXを使用した。モデル構造の安定性を調べるために、生成エネルギーの評価を行った。この結果、Cuが添加されていない系と比べて、Cuが主相・副相間または主相の界面Fe原子と置換した場合がエネルギー的に安定となることが分かった。すなわち、これらの構造はCu添加後に熱処理を施したNd-Fe-B焼結磁石の作成過程において実現しうる構造であると考えられる。


研究活動

元素戦略拠点

触媒・電池元素戦略拠点
触媒・電池元素戦略研究拠点 (京都大学)
東工大元素戦略拠点
東工大元素戦略拠点 (東京工業大学)
構造材料元素戦略研究拠点
構造材料元素戦略研究拠点 (京都大学)
高効率モーター用磁性材料技術研究組合
高効率モーター用 磁性材料技術研究組合