Research / achievement

グラフェン複合材料による高エネルギー密度スーパーキャパシターの開発

グラフェンシートの複合・積層化によるスーパーキャパシター開発
グラフェンシートは、比表面積や導電性は従来のどの材料よりも一桁以上大きく、キャパシター性能を飛躍的に向上させる可能性を持っている。グラフェンシートのこの特性を、グラフェンシート積層・複合構造化により活かし、高性能のスーパーキャパシター電極の創製を研究している。既に電気自動車用スーパーキャパシターとして使用可能な性能が得られているが、実用化を目指して、さらに高性能化を進める。

グラフェン複合材料による高エネルギー密度スーパーキャパシターの開発

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グラフェン複合材料による高エネルギー密度スーパーキャパシターの開発

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ナノ材料の創製と環境・エネルギー物質科学への適用

スーパーキャパシターの性能向上
キャパシタ性能の向上を目的とし、グラフェン電極と親和性が高くかつ安定なπ共役系電子受容体を開発している。

ナノ材料の創製と環境・エネルギー物質科学への適用

理論探索と評価

低次元物質の理論探索と評価
新奇な低次元物質の理論的な探索と低次元物質の特性の理論的評価法の考察、それによる特性予測を進める。

ナノ材料の創製と環境・エネルギー物質科学への適用

ナノ構造制御 次世代電界放射電子銃の開発

単結晶ナノワイヤー化による電界放射電子源開発
様々な化合物について、CVD法により作製した単結晶ナノワイヤーによる電界放射電子源を開発している。 放射電子ビームの安定性が良く、高輝度でエネルギー幅が狭いなどの優れた特性を持つものが得られている。 ナノワイヤーを用いた電子銃の開発よって、透過型電子顕微鏡を高分解能化や電子線描画装置の高精度化を目指している。

ナノ材料の創製と環境・エネルギー物質科学への適用